子宮筋腫とは、成人女性2~4割に見られる子宮の壁に発生する良性の腫瘍です。女性ホルモンの作用で大きくなり、閉経後には腫瘍は小さくなると言われています。
子宮筋腫について
https://www.aska-pharma.co.jp/mint/womanhealth/joseinobyoki/byoki03.html
私は、40代に入り健康診断で小さな子宮筋腫が見つかり、かかりつけ病院→大病院でMRI検査をしました。その時特に辛い症状も無く問題もないとの事で、かかりつけ病院で半年ごとに検診を受けていました。
今年に入り生理の期間がぐっと辛くなり、経血の量も増えました。さらに秋には、腰痛&お腹が大きくなっている事に気付きました。
お腹を触ってみると、固いしこりに触れるようになり、恐ろしくなりかかりつけ病院に駆け込みました。
先生に診てもらうと、子宮筋腫が13㎝に成長している。大きな病院を紹介するので、そちらの先生と話をしてほしいとの事。
なんだか、事が大きくなって私もパニック状態になりました。
私の場合閉経迄まだまだ長い、そのままにしておくと子宮筋腫がどんどん大きくなるし、一刻も早く大きな病院で精密検査をして欲しいと言われました。
かかりつけ病院の先生から紹介状を書いてもらい、大病院の予約まで2週間の間『子宮筋腫』についてとにかく調べました。
これから大病院で精密検査をして、今後どう治療していくか??相談して手術なり治療なりをしていくという流れを理解しました。
私は、今年受験生を抱えて、年子の弟も来年受験生、治療で症状を落ち着かせるよりも早く手術して完治させて子供達と向き合いたいという考えでした。
そして、かかりつけ病院から2週間後大病院を受診しました。
先生には、最初から手術に前向きであることを伝え、2か月後の手術の予約を取りました。
入院までのスケジュール
①入院日決定
②MRI
③手術前検査・入院説明
④手術説明・麻酔科受診(家族と一緒に)
⑤PCR検査
⑥入院
⑦手術(家族と一緒に)
とにかく体調には気を付けて、一つ一つの検査をクリアして入院までソワソワドキドキの日々を過ごしました。
④手術説明で手術方法を教えてもらいました。
私は、『腹式単純子宮全摘術+両側卵管切除術』でした。
つまりは、開腹手術!私は、傷が小さい腹腔鏡手術も選べるかな??なんて思っていたので覚悟決めなければ!と気持ちを落ち着かせるので精一杯でした。
手術するって決めたものの、ふと考えては涙がこぼれたり精神的には、落ち着かない状態が続きました。手術方法も傷口の大きい開腹手術で、大丈夫かな??とますます不安に・・・
④手術説明の日に入院説明を、看護師さんから受けました。
入院説明部屋に看護師さんが、登場し私の落ち着かない様子を感じたのか??声をかけてくれました。
看:”手術どっちになりました~??”
私:“13.5㎝の子宮筋腫なんで、開腹です・・・”
看:”ええ~でかい(笑)!!”と一緒に笑い飛ばしてくれました!!
看:”でもね、腹腔鏡であっても途中で開腹に変更することもあるし・・・。最初から開腹って!腹くくるのもいいですよ。開腹は、傷口は大きいけれどしっかり中を見て治療できますしね!術後もしんどかったり、痛かったら伝えてくれれば、いくらでもサポートするんで!!本当に何でも言ってくださいね!!”
私は、この看護師さんの言葉に感動!!まるで一人で戦うような気でいたけど・・看護師さんに沢山頼っていいんだ!!心強い看護師さんを味方につけて手術を乗り越えたいと前向きになれました!!
暮らしニスタをご覧になっている方は、仕事に家事に育児にとても忙しい年代の方々だと思います。
ついつい毎日忙しくて、自分の事は後回しにしていませんか??
今回私は、子宮筋腫で開腹子宮全摘手術を受けました。入院までに不安すぎて、色んな人に手術することを話した時期がありました。
すると私の知り合い女性の8割は、子宮筋腫持ちでした。実際私のように手術するほど重症の人は、いませんでしたが・・・
内膜症などの女性疾患で手術経験者だったり、身内や知り合いが子宮筋腫で子宮全摘したよ!って話を聞いて、婦人科疾患は珍しい病気でないことを知りました。
そこで、私が皆さんに伝えたいのは、コロナ渦で今まで以上に少々の症状で病院へ足を運ぶのも迷いがちな時代ですが、『もし、自分自身に気になる症状がある方は、ちょっと立ち止まりぜひ病院に足を運んで欲しい!』という事です。
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