茹で上がったと思ったら、鍋底に2本~3本麺がくっついていて、
菜ばしで取ろうにもなかなか取れず、地味に面倒な経験をしたことはないですか?
■麺が鍋底にくっつく原因は、
・茹でている最中にかき混ぜなかったから
・麺の量に対して茹でる水の量が少ない、または鍋が小さい
・火力が弱いなど
では、なぜ麺が鍋底にくっつくのかというと
(1)沸騰した中に麺を入れると、温度が下がり水の対流がなくなります。すぐにかき混ぜたくても柔らかくならないと折れるので、再沸騰までの時間が長くなることで、鍋底にくっつきやすくなります。
(2)茹でている間に麺のでんぷんが溶け出すので、茹で汁が少ないと粘り気が増し、茹で汁の対流が起こりにくくなります。そして、鍋底だけでなく麺どうしがくっつく原因にもなります。
(※)生麺には打ち粉が付いているので、しっかり打ち粉を落とすようにしましょう!
ある食材を入れるだけで、簡単に麺のくっつき対策ができます!
それは、牛乳です!
沸騰したお湯に【牛乳:大さじ1杯/1人分】を入れて茹でるだけ。
乾麺も生麺もどんな麺にでも使え、麺に牛乳の味は移らないので、騙されたと思ってお試しください!
※アレルギーのある方はご注意ください。
吹きこぼれる原因は、
麺を茹でると麺からでんぷんお湯に溶け出し、ゆで汁に粘り気が出るからです。
粘度の影響で表面張力が大きくなり、
泡が消えにくいのに沸騰の泡がどんどんと下から出てくるために吹きこぼれが起こります。
定番の対策は、火力を弱めたり、かき混ぜること。
びっくり水(吹きこぼれそうになったら、水を少量足して沸騰を弱める)をする場合もありますね。
ただ、ちょっと目を離したすきに、
「あ゛ー!吹きこぼれるー!!!」という経験がある方も多いはず。
少し目を離すなんてへっちゃら!な方法が、鍋の縁に(中心)に菜ばしを1本のせるだけ!
火が強すぎると箸が燃えるので火力には気をつけ、鍋底から火が漏れないように注意しましょう。
茹で汁が沸騰して、対流する程度がおすすめです。
鍋は家にある一番大きなもので、麺を入れるのは沸騰してから!
はお忘れなく!
ぜひ両方合わせてお試しください(^ ^)!
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます