①鍋に出汁を入れひきなを入れます。
ひきなの作り方は下記をご参照ください。
自然災害にも頼りになる常備食!仙台ではお正月には欠かせないひきな作り!
2022年12月20日
ひきなとは宮城県の郷土料理で
大根、にんじん、ごぼう、凍み豆腐などを細くせん切りにしたものをサッと湯がいて外の風にさらし、
一晩凍らせてできたものです。
このひきなは、お正月のお雑煮には欠かせない物ですよ。
一度凍らせてあるひきなは、味のしみこみやすく、
お吸い物に入れるとだしと野菜のから出た旨みを
しっかり吸ってくれて、とても味わい深く仕上がりますよ。
仙台のお雑煮は、ハゼのだしにひきな・芋がら・せり・いくら・が入っていますが
ハゼの代わりに、エビ、鶏肉なども使ったりします。
具だくさんな上に、いくらやハゼなどが乗っていて贅沢な味わいのあるお雑煮ですよ。
2022年12月20日
②鶏肉の牛蒡巻きを作って、汁ごとタッパーで保管していたものです。
作り方は下記をご参照ください。
半寝たきりの祖母へ、お裾分けのお節料理
2023年1月1日
母は、高齢なので柔らかく、血圧もやや高いので薄味で
食べやすいお節料理を念頭において作ってみました。
煮物(里芋、高野豆腐、人参、結び昆布、筍、手綱蒟蒻)、
鶏肉の牛蒡巻き、松風、きんぴらごぼう、田作り、
ひたし豆、金柑の甘煮、紅白ゆずなますいくらのせ、
安保柿、ブルーベリー寒天、
その中で鶏肉の牛蒡巻きの作り方をご紹介したいと思います。
ご参考になりましたら、幸いです。
2023年1月1日
③①に②の鶏出汁を入れて、凍み豆腐(高野豆腐みたいなものです)
を水で戻して短冊切りにしたものを
醤油、みりんで味を整えます。
③汁椀に、
鍋で湯通しした餅を入れます(焼いてもOKですよ)。
③を半分ぐらい注ぎ、
紅白かまぼこ、いくら、せりを入れ、③にまた注ぎます。
コツ・ポイント
地元宮城のお雑煮は、このひきな入りお雑煮を食べないと一年が始まらないぐらい
美味しいお雑煮ですよ。味の染み込みが良いですよ。
お雑煮にひきなを入れるのは、
お正月から切るのは(包丁でお料理すること)縁起が悪いので
大晦日までに準備を済まて、さらに、幸せをひき込んでくれますようにとの
願いが込められているそうです。
(「鰯の頭も信心から」みたいなものですかね(^O^))
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