豚こま切れ肉は一口大に切る。
新玉ねぎは薄切りにする。
卵はほぐしすぎず、大まかに溶く。
小さめのフライパンに、〇ごと万能おだし、水を入れて煮立て、豚こま切れ肉を加える。
豚こま切れ肉に火がとおり、色が変わったら新玉ねぎを加えてさっと煮る。
一旦火を止めて、水溶き片栗粉を加えて混ぜる。
再び火を付けて溶きほぐした卵を入れて混ぜ、半熟状態になったら火を止める。
温かいご飯を器に盛り、上に手順7.を乗せる。お好みで三つ葉や絹さや等を添える。
・豚肉は、薄切り肉であればバラ肉等お好みのものでOKです。
・開化(花)丼・・・関西では他人丼とも呼ばれ、鶏肉以外の肉(豚肉や牛肉)を卵でとじた丼物をいいます。
新玉ねぎの甘味と、コクのある豚肉を甘辛く煮て、とろっとした卵で包み込んだ開化丼。明治時代の文明開化にちなんで名付けられたそう。
新玉ねぎは、普通の玉ねぎよりも実が柔らかく、甘みが強く辛みが少ないため食べやすいのが特徴です。新玉ねぎに含まれるファイトケミカル、ケルセチンは強い抗酸化作用を持っており、紫外線ダメージや外的ストレスから身を守ってくれます。また、辛み成分の硫化アリルは、豚肉のビタミンB1の吸収を高める働きを持ち、新陳代謝をアップし疲労回復にもつながります。
春らしく過ごしやすい気候になってきましたが、日差しが強くなったり、昼夜の寒暖差で何かと疲れをため込みやすい時期。しっかりと栄養たっぷりの料理を食べて、すがすがしい春を迎えましょう。
(長寿乃里・管理栄養士 大森)
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