また、サカキの語源は「神様と人間の境にある木」からサカキ。または「常に緑で栄える木」からサカキと名付けられたなど諸説あります。「木」と「神」から作られた「榊(サカキ)」という字は、日本で作られた漢字「国字」です。
サカキは、日陰でも育つ常緑樹です。暑さには強いのですが、寒さには比較的弱く気温がマイナス9度以下になる場合や寒風が当たる場合は防寒が必要になります。
芽吹く力が強いので、ある程度の刈込剪定にも適応します。単純な樹形であれば希望樹形に整えることも可能です。そのため生垣にも向いていますが、管理をしないと高さ10mくらいまで成長します。
あまり花の咲くイメージのないサカキですが、6月~7月に小さな白い花を咲かせます。また11月ころには実が黒紫色に熟します。また、カイガラムシやそれが要因のすす病が発生することがあります。
剪定は厳冬期と猛暑期を除けば可能です。大きく切り戻したり刈り込むときは最適期である3月~4月または9月~10月がおすすめです。
1、榊立て(さかきたて)はこまめに洗う。
特に夏は雑菌が繁殖しやすいので、毎日洗って水を取り替えることをおすすめします。
2、サカキの切り口のぬめりを水で洗い落とす。
水替えのときに毎回行うことをおすすめします。数回ごとに洗うだけでなく水切りをするとさらに効果的です。
3、時には葉も水洗いをする。
葉を水洗いしたり霧吹きをしたりすると乾燥を防げます。
4、切り花専用の延命剤などを使うことも有効。
切り花の正しい水切りは、水のなかできること。切る部分をしっかりと水につけた状態で切り口が大きくなるように斜めに切ります。必ず切れ味のよいハサミを使いましょう。切り花は毎日水切りと水の交換、花器の洗浄が理想的です。
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