娘の希望はチョコレートケーキ。我が家はちょっと人数多め、甘いもの好きな人多め(全員)なので、誕生日ケーキはオーブンのバットの大きさのスポンジを使って長方形のケーキを作ります。分量としては今回は8~9号サイズの量。
材料についてはおばけちゃんのものだけになっていますが、おばけちゃんの作り方だけでなく、デコレーションの制作過程を紹介していきます。我が家の分量だと多過ぎると思いますので、普段焼くスポンジや市販のものを使ってホール、スクエア型のケーキをデコレーションする参考にしてみてください。
チョコケーキに合わせるフルーツってどんなものを使いますか?バナナはすごく合いますが、実は夫がバナナ苦手。そして娘はとにかくベリー系が好み。でも10月って入手困難なので、今回は冷凍ベリーミックスを活用することに。解凍するとべちゃっとしやすいので、間に挟むのは控え目にする代わり、冷凍ラズベリーとブルーベリーに砂糖を加えて軽く煮詰めてソースにして塗ることに。ジャムほどに詰めず、5~10分程度に詰めたもの。プリンにかけたり、ヨーグルトにかけたり、我が家ではよく登場するソースです。
ラズベリーのツブツブもあって、なかなかホラーなビジュアルにもなるソースです。
チョコレートと生クリームが同量。生クリームを50~60℃程度に温め、刻んだチョコレートを加えて溶かすだけ。とろみがついて塗りやすい硬さになるまで冷めたら使用。ほぼ生チョコ。冷めたらホイップも可能。
スポンジは半分にカットして2段に。先ずはベリーソースをたっぷり塗って~(ここで終わると、おどろおどろしいケーキに…)
チョコソースもたっぷり!ミックスナッツを刻んでこれもたっぷり!冷凍ベリーミックスを解凍し、水分をキッチンペーパーでしっかり吸い取って乗せます。どうしてもべちゃっとしがちなので、量は控え目。
2枚目のスポンジを重ねて、上にたっぷりチョコソースをかけて~
全体にナッペ。ツヤツヤです。
残ったチョコソースはツノが経つまで泡立て、口金を入れた絞り袋に詰めて縁をデコレーション。これで土台は完成です。
マシュマロで作るおばけちゃんもかわいいですが、なんといっても土台が濃厚で甘いチョコケーキ。もう少し軽さを出したいので代わりに小さなチョコシューに溶かしたホワイトチョコをかけておばけちゃんに。冷蔵庫で冷やしてホワイトチョコが固まったら、コルネに溶かしたホワイトチョコレートを入れて手を絞り、チョコペンで顔も描きます♪
お花はチョコソースの残り、マロンクリーム、バター、クリームチーズなどを混ぜて色を変え、絞りやすい硬さに調整して絞っています。主にバラ口金と言われる口の先の形が涙型の口金を使用。
電子レンジで加熱してからつぶした南瓜にクリームチーズを加えて絞り出して南瓜の形に。丸型の口金を入れた絞り袋に詰め、中心に2cmほど高く絞ってから、それを囲むように下から上に向かって絞っていきます。皮をカットしてさして完成。
お花や南瓜は冷蔵庫で冷やしてしっかりさせてからデコレーション。
おばけちゃんが固まると何かいたずらしそうな雰囲気に(笑)
冷凍ミックスベリーも解凍してからキッチンペーパーでしっかり水分を取って乗せます。おばけちゃんを作った時に残ったホワイトチョコで蜘蛛の巣もついでに作って飾りました。ちょっと欠けてしまったけれど、それがハロウィンらしくなった気も。
下にもちょこっとデコレーション。
南瓜の皮をカットして葉っぱも作って飾って完成。
ちなみに息子(次男)の希望は秋っぽいもの。南瓜や栗が好きなので南瓜チーズクリームやマロンクリームを使ってハロウィンデコにしました。土台がチョコレートケーキなので味のバランスなどなど考えてこんな仕上がりに。
例年は同じ月に誕生日があっても別々にお祝いしていましたが、今年はスケジュール的に難しく、一緒でもいいよー!とのことで、2人の希望を叶えるにはどうしたら???という感じで作りましたが何とか形になりました。
たっぷりチョコソースは固まって生チョコに。かなり重量感があるケーキですが、ベリーソースとナッツが効いていると重すぎず美味しいです。ちなみにこの大きなケーキのために使ったチョコソースはチョコレート400g、生クリーム400㎖使用。土台とお花でほぼ使い切っています。さすがの我が家も3回に分けて食べました。ということは……18人前ってところでしょうか(笑)
おばけをチョコシューにホワイトチョコレートをかけて作ることで、簡単で美味しくできました。希望がチョコケーキだったので食感と味の軽やかさとおばけの白色が映えて◎。ハロウィン時期はチョコケーキに合うベリー系のフルーツが入手しにくいので、今回は冷凍ベリーミックスを使用し、ベリーソースもたっぷり挟みましたが、酸味と香りが相性抜群だったのでおすすめです。
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