「サレ」というのはフランス語で「塩」のこと。
シュクレ(砂糖)に対応する言葉として料理名にもよく登場し、
ケイク・サレ(塩味のお食事系ケーキ)、
クレープ・サレ(お食事系クレープ)などは日本でもおなじみですよね。
甘いケーキはバターを室温に戻したり、泡立て器でふわっとするまで混ぜたり、
何かと手間がかかりがちですが、ケイクサレは「ちゃちゃっと混ぜて焼く」のが基本。
具も味付けも自由だし、トッピングを工夫することで
パーティ料理の一品や、お呼ばれ先への手土産にもなっちゃいます!
今回ご紹介するレシピでは、
厚切りベーコンとチーズがメインの具で、味はカレーとクミン風味ですが、
お好みでなんでもいけちゃうのがケイクサレのいいところ。
たとえば「クミンがないわ〜」ってときはカレー粉だけでもおいしくできます。
が、クミンを入れると風味が立っておいしいんですよね。クミン、おすすめです◎
上の写真(の左側)は大人仕様にしたケイクサレ。
ゴルゴンゾーラと松の実、パンチェッタを入れています。
トッピングにはスライスしたパルミジャーノとロマネスコを。
イタリアのワインと一緒にいただきました♪
ホタテ貝柱とポワロー葱、なんかもおいしいです。
そして「これを入れるのと入れないのとでは大違い!」という、影の主役がこちらです。
エバラの「横濱舶来亭 ローストオニオン」。
この甘味とコクがホント〜に大事。
これがあるからこそ、具として何を入れても味が決まる、
そう言っても過言ではありません。
じっくりと飴色になるまで玉ねぎを炒めるのってなかなか大変ですよね。
とくにオーブン料理のときは、「まずフライパンで○○を炒めてから〜〜」
なんていう行程が増えると、なんだか一気にハードルがあがる感じがします。
業務用の冷凍品などもいろいろ試してみましたが、
エバラのこちらが一番おいしいと思います。おすすめ!
値段も、うちの近所のライフだと238円(+税)。
こんなにおいしいのに300円しないなんて、お得すぎます!
カップケーキの型で焼いてもOKです。
中身は今回ご紹介するカレー風味のものと同じですが
黒とオレンジの型で焼き、それっぽいピックをさせば
ハロウィンパーティにもおすすめ◎
さくっと食べやすいし、手土産にするのも楽チンです。
・厚切りベーコンは1cm角くらいに切っておきます。
大きめでゴロッと存在感を出しましょう!
・オーブンは180度に予熱しておきます。
1)ボウルに卵を割り入れ、オリーブオイルと牛乳を加えて泡立て器で混ぜ合わせます。
2)そこに薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、カレー粉と塩コショウも加えて、さっくり混ぜます。
3)角切りにしたベーコン、ローストオニオン、チーズを加え、全体をしっかり混ぜ合わせます。
4)ケーキ型の内側にオリーブオイル(分量外)を塗り、3)の生地を流し入れてオーブンで焼き上げます。
※時間は型の大きさにもよりますので、20〜30分程度を目安に、竹ぐしをさして焼きあがりをチェックしてみてくださいね!
※ブラックオリーブは、焼きあがりの途中(残り10分ぐらい)で、生地の割れ目に埋め込むようにしてトッピングすると程よく仕上がります。
カレー風味にしたいときは、S&Bのカレー粉などでOKですが、
私は「India Spice&Masala Company」のガラムマサラを常備しています。
https://www.angers-web.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=147811&bid=kitchen
容器がかわいいので最初はジャケ買いしたんですけど、
味もおいしいです。スパイスカレーにもおすすめ。
パーティ映えするケイクサレ。
エバラのローストオニオンとおいしいチーズをたっぷり入れとけば
たいていどんな具材でもおいしく決まります。
塩味をしっかりきかせて、ワインに合う仕上がりにするのもポイントです。
(もちろん子どもも喜びます)
チーズはシュレッドチーズをたっぷり入れてもOKですし、
グリュイエールチーズとかパルミジャーノとか、
おいしいやつを使うと、また違った味わいになります。
とろける感じがお好きな方はモッツァレラチーズを入れるのもおすすめ。
カレー風味のこの具材は、食べた友達がみんな「レシピ教えて!」と
知りたがるので、今回、ご紹介してみました♥︎
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