通常の洗濯洗剤だけで洗った洋服には、落ちきらない皮脂汚れなどが洋服に残ってしまうことがあります。
そのままの状態で長期間しまうと、来年、着るころに、皮脂汚れなどが「黄ばみ」となって出てきてしまうんです。
夏の皮脂汚れは、しまう前に一掃することが大切です。
<注意:以下の衣類には使用不可>
この後に紹介する方法は、以下に代表される衣類には使用できません。
使用する前に製品の注意書や衣類の洗濯表示を確認しましょう。
また、以下以外の衣類でも、色落ちや素材にダメージがないか目立たないところで確認してから使用しましょう。
・金属系(アルミや合金など)の飾り、ボタンがある衣類 など
・ウール、絹、革素材、水洗いできない衣類 など
「ワイドハイター」「オキシクリーン」などの製品名で有名な「酸素系漂白剤」。
水洗いできる色柄ものの洋服にも使え、衣服へのダメージが少ないとされる漂白剤です。
1) 40度くらいのぬるま湯2Lに対し、酸素系漂白剤大さじ1 程度の割合で混ぜてよく溶かす
2) 衣類をつけて、優しく押し洗いする
3) 30分ほどつけ置きする
4) 衣類を軽く絞ったら、洗濯機で通常通り洗濯する
酸性系の油汚れなどを落とすのが得意とされる「重曹」。
一般的に、皮脂汚れなども酸性系の汚れと考えられているので、それらの汚れに強い「重曹」も有効です。
1) 40度くらいのぬるま湯2Lに対し、重曹大さじ1 程度の割合で混ぜてよく溶かす
2) 衣類をつけて、優しく押し洗いする
3) 30分ほどつけ置きする
4) 衣類を軽く絞ったら、洗濯機で通常通り洗濯する
どちらの方法も、洗濯する前に、つけ置き洗いをするだけ!
ポイントは、以下の2つ。
・水だと溶けにくいので、「ぬるま湯」でよく溶かすこと。
・浸かり漏れがないよう、衣類をつけたら、複数回押し洗いする
夏物をしまう前に、ぜひ試してくださいね。
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