夏野菜は強い太陽の光を浴びて育つため、栄養価の高いものが多いです。
特に、夏野菜は紫外線から体を守るために必要な抗酸化作用のあるβ‐カロテン、ポリフェノール、ビタミンCやビタミンEなどが豊富。
また、水分量が多く、体を冷やす働きのあるカリウムが豊富な野菜も多いです。
トマトはリコピンが豊富。リコピンはβ‐カロテンよりも抗酸化作用があり、シミやそばかすの予防や美肌効果が期待できます。
熱に強く、油によって吸収率が高まるので、炒めものの具材などにするのがオススメです!
ズッキーニはカリウムが多く含まれるため、体を冷やす働きがあります。油で炒めてもよいですし、薄くスライスすれば生でも食べられるので、サラダにしても◎。
きゅうりの成分の95%が水分というほど、水分を多く含む野菜。汗をたくさんかいた際に、不足しがちな水分を補給してくれます。
また、カリウムを多く含むため、体を冷やしてくれます。
枝豆は、たんぱく質やビタミンC、食物繊維が豊富。また、アルコールの分解に必要なビタミンB₁も多く含まれているので、ビールのおつまみにオススメです!
かぼちゃは、β‐カロテン、ビタミンE、ビタミンCなどの抗酸化作用のある栄養素が豊富です。β‐カロテンは体内でビタミンAになり、免疫力を高め、肌や粘膜を丈夫にする働きがあります。
ナスの皮に含まれるポリフェノール成分の「ナスニン」は、活性酸素の働きを抑え、がんや老化を防ぐ効果があります。
また、胃液の分泌を促す「コリン」という水溶性ビタミン様物質を含んでおり、食欲不振の解消に役立つといわれているので、食欲のない際はオススメです。
とうもろこしは、ビタミンB₁、ビタミンB₂、カリウム、マグネシウムが多く含まれます。
また、BCAAという必須アミノ酸が含まれており、疲労回復に効果があります。
ビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいという特徴があります。そのため、炒めものや揚げものにオススメ!
ビタミンCは、夏の紫外線からお肌を守り、シミのもとになるメラニンの生成を抑える働きがあります。
抗酸化作用があるビタミン類は、皮の近くに多く含まれているので、皮のまま食べられる野菜はよく洗って、そのまま食べるようにしましょう!
また、β‐カロテンやリコピンなどは、油と一緒に食べると吸収率が高まります。油を使って加熱調理したり、オリーブオイルなどをかけてサラダなどにするとよいです。
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