常温で冷まさないで 腐りやすい!お茶を煮出す時の注意とは

常温で冷まさないで 腐りやすい!お茶を煮出す時の注意とは
投稿日: 2021年6月24日 更新日: 2021年6月24日
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煮出したお茶を家で飲むけど、 何日もつのか分からないまま飲んでいませんか?

実は、煮出したお茶って腐りやすいんです!

また、煮出し方によって、腐るスピードが全く異なるんです…

今回は、お茶を安全に飲むために、どのように煮出せばよいか紹介します!

雑菌の繁殖スピード

一般的な2つのお茶の作り方を比べてみましょう!

【A】煮出した麦茶を急冷する
…ほぼ雑菌が繁殖せず

【B】煮出した麦茶を常温で放置して、冷蔵庫に入れる
…3日目から雑菌の繁殖が!

お茶を煮出す時には、常温で放置せず、急冷させましょう!

※【A】の例でも、環境や状況によっては雑菌が増える場合があります

お茶を急冷する方法

お茶を急冷する方法

①普段よりも濃い目で熱いお茶を作る

②冷蔵用の容器に氷を入れる

③先程の容器に、熱いお茶を入れる (まだ熱さが残っているようであれば、容器に氷を追加する)

④冷蔵庫で保存する

腐ったお茶のサイン

作りたての風味や香りが変化し、澄んだ味わいでなくなります。

また、表面によどみや膜のようなものが現れた場合には、完全に傷んでいるので、飲むのをやめましょう!

腐りやすい茶葉の種類

腐りやすい茶葉の種類

【麦茶やコーン茶、黒豆茶などの穀物茶 】
炭水化物が多いこと、そして抗菌作用のある『カテキン』を含まないことから、比較的傷みやすい。

【ウーロン茶や緑茶、紅茶】
カテキンを含むために、比較的傷みにくい。

【(例外)玄米茶】
カテキンが含まれているものの、煎った玄米が入っているお茶なので傷みやすい。

お茶を持ち歩く時の注意点

お茶を持ち歩く時の注意点

プラスチックなど水筒内部に傷が付きやすい材質は、あまりおすすめできません。

傷の間に雑菌が残りやすく、お茶を傷める可能性が高くなってしまうからです。

水筒内部に傷がつきにくい魔法瓶などに入れて持ち運びましょう。

コツ・ポイント

普段、何気なくやっている行為が、NGかもしれません。

梅雨時や暑い夏はもちろん、暖房が効いた室内や車内も気を付けましょう!


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