ツナのサラダはヨーロッパでもポプュラーです。
私が住んでいた南スペインでは、
酒のつまみとして缶詰めのツナサラダがバルの定番料理で、
地元の人達は、メイン料理の前に食べていたのを思い出します。
荒く刻んだたまねぎとトマトとグリーンパプリカに、
旨味を引き立たせるニンニクの香りと、
味がピシッと締まる唐辛子を浸けたオリーブオイルをかけて、
その上にワインビネガーに塩とコショウをかけたシンプルなサラダでした。
サッパリした酸味が食欲を増すので、
食事のスターターとしてお勧めです。
シンプルだけどツナの旨味で辛味であるはずのたまねぎが甘く感じ、
グリーンパプリカのみずみずしい爽やかな味が口の中で弾けて
食べる事が止まらないぐらいの美味しさでした。
そしてオイルはニンニクやローリエ、ローズマリーなどのハーブが
ふんわりと香り、ツナの旨味が相まったどこにもない美味しさ。
MIJASワインやサンミゲルのビールが良く合い、
お酒がすすんでしまったのを思い出します。
今回のレシピはオイルは不要のツナ缶サラダを作りました。
入れる野菜はピーマンとたまねぎにミニトマトです。
このおつまみサラダには、レモンを加えてさらに爽やかな味わいにしました。
ツナの汁も使ったので、栄養は勿論の事、
野菜も夢中になるぐらいの美味しさです。
スペインのバル同様にやめられない美味しさです。
材料
(2人分 調理時間5分)
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ミニトマト
:5粒
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ツナ缶
:2缶
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A ツナ缶の汁
:2缶分 50cc
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A レモン汁+りんご酢
:50cc
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A 天然塩
:小さじ1弱
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A てんさいオリゴ糖
:小さじ2
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A 粗挽きコショウ
:少々
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たまねぎ
:1/4個
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ピーマン
:1個
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ブラックオリーブ
:8粒
・ミニトマトは半分に切る。
・ピーマンは半分に切り種と茎を取る。
3等分に縦に切り斜めに3~4つに切る。
・たまねぎは1cm ×1.5cm の短冊に切る。
ツナ缶の汁をボウルにいれて(A)の調味料を混ぜる。
切った野菜、ブラックオリーブを加え混ぜたら完成。
小さめのフォークで食べて下さい。
老弱男女かかわらず、美味しいおつまみ、おやつにもなる副菜です。
コツ・ポイント
すぐにでも食べられますが、いろいろとメインなどの料理を作るときは一番はじめに作ると味が染み込んで美味しくなります。
作ったら次の日まで食べきります。
ツナのおつまみサラダ (1人分の栄養価)
総カロリー114kcal
タンパク質 12.92g
脂質 3.11g
炭水化物 10.63g
糖質 9.05g