①カップをオーブンの天板の上に並べて用意
②オーブンを170℃に予熱しておく
③粉類(薄力粉・ココアパウダー)を合わせてふるっておく
④バターを湯煎して溶かしておく
☆写真のように下のボールにお湯を張って、
上にバターが入ったボールを置いて溶かす
全卵をボールに割り入れ、ハンドミキサーでちょっと卵をほぐしてから砂糖を全量入れ、低速で軽く混ぜ、その後、高速で一気に泡立てます。
写真のように積もるぐらいになればOK!
この時の卵の泡立てがしっかりしていればこの後粉を混ぜたときにもしっかりとした生地になります。
泡立てた全卵が入ったボールに粉類を入れて、ゴムべらで混ぜます。
混ぜ方は、縦の角度にゴムべらがなるようにして、ボールの真ん中を通したら、手首を返してボールを1/4回転。これが一回。これを繰り返していき、粉気がなくなればOK。
この混ぜ方はすべてのスポンジ生地の混ぜ方の基本となります。
卵の泡立てがしっかりしていたら、粉を入れてしっかり混ぜてもちゃんと膨らみます♪
バターをそのまま入れてもいいのですが、混ぜにくいので、最初に生地の一部を湯煎したバターが入ったボールに入れて、混ぜてから、大きなボールに戻して混ぜると、生地が混ざりやすいです。
また、バターは「消泡作用」という泡を消す作用があるので、バターを入れたらあまり混ぜ過ぎないように。
すべて混ぜた後。
生地につやがあって持ち上げるとリボン状に落ちる生地になります。
カップの大体6分目ぐらいを目安に生地を入れます。
生地は膨らむので、入れすぎないように注意。
170℃のオーブンで20分程度焼きます。
表面を触って弾力があり、また竹串をさして生の生地がついてこなければ焼きあがりです。
オーブンによって同じ温度でも焼き上がりが違いますので、焼き時間、前後調節してくださいね。
カップケーキを冷ましている間にハートのチョコを作ります。
コーティング用のチョコレートを使用します。
コーティング用のチョコはテンパリングという温度調節をしなくても溶けてまた固まりますので、合使いが楽です。バレンタインの時期には材料コーナーにあるので便利。
なければ、チョコのデコペンでも。
クッキングシート、セロファンなどの上に、まずは溶かしたチョコを丸く少し離して並べて落とします。
スプーンの背を使って、中心に向って斜めにすっと引くとしずく型に。
隣も同じように斜めに合わせるようにしてしずく型に。
こうするとハートが出来ます。
薄すぎると割れやすくなるので、スプーンの背で強く押しすぎないように少し浮かせるイメージで行うといいです。
スプーンが冷たすぎるとうまくできないので、少しスプーンをお湯につけて温めて、水けをふいてから行うとやりやすいと思います。
星口金をセットした絞り袋にチョコレートクリーム(ホイップ済みのものが手軽で使いやすいです。そのまま袋が絞れるタイプになっていますのでそちらを使ってもOK)
個人的には金製の口金の方が絞り口がシャープになるので、いつも移し替えています。
粉砂糖は茶こしに入れておきます。
粉砂糖は中心をなるべく避けて、外側にふるいます。
ふるったときに粉砂糖が外に落ちるのでお皿の上で行うと安心です。
中心まですべてふるってしまうと、粉砂糖で滑ってクリームがうまく絞れないことがあります。
クリームは一段目は少し広めに、二段目は小さ目に、そして最後は上に力を抜くように持ち上げる感じでフィニッシュ。
高さを出すとより立体感が出ます。
今回は、銀のアラザン、イチゴのチョコレートで作ったバラ、冷凍フランボワーズ(ラズベリー)、トップにハートのチョコをのせました。
市販のデコ用のチョコやクッキーを添えたり、イチゴやベリーのようなポイントになるフルーツを添えると素敵に仕上がると思います。
クリームを絞ったら箱に入れて冷蔵庫で保管して、その日に差し上げるといいと思います。
クリームを絞らなければ、ぴったりラップをして冷蔵庫で保存すれば、翌日にデコをしてプレゼントしても。
全卵を泡立て、スポンジ生地に近いカップケーキなので、ふんわりしたやさしい食感が楽しめます。
この工程は通常のスポンジ生地を作る工程と同じなので、バースデーケーキ、ロールケーキなどを作るときにも参考になればいいなと、なるべく細かく書きましたが、作業自体はとっても単純で数分で生地はできてしまうと思います。
バターは少し多めにしてしっとり感も出せるように考えました。
色が濃い目にシックに焼きあがるのは実はココアパウダー(混ざり気のないもの)。
デコをしたときのコントラストもかわいいです。
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