ベジブロスとは、ベジタブル(野菜)+ブロス(だし)の略。つまり野菜で作るだしのことです。
野菜のだしといっても、ベジブロスで使うのは皮や種、ヘタなど今まで家庭で破棄していた部分で、そこにこそ大切な栄養素であるファイトケミカルが多く含まれています。
ファイトケミカルとは、植物に含まれる天然の化学成分で美容にも非常に大切であるといわれています。
このファイトケミカルは、特に野菜を煮だすことで、さらに含有量が高くなるといわれているので、ベジブロスはまさにファイトケミカルが凝縮された栄養の宝庫なのです。
ファイトケミカルは色によってそれぞれに異なる効果があります。7彩をバランスよく摂ることが大切です。
【白菜】イソチオシアネート
・カリウムが豊富に含まれる白菜は内臓のはたらきをサポートしてくれる栄養素が豊富に含まれています。
【人参】β-カロテン
・にんじんの鮮やかな橙には、β-カロテンが豊富に含まれています。
【たまねぎ】ケルセチン
・丸ごと入ったたまねぎは、味の深みだけでなく、ファイトケミカルも豊富。健康に良い食材です。
【舞茸】β-グルカン
・きのこの中でも舞茸が一番のβ-グルカン。食物繊維も豊富で体内環境をサポートします。
【セロリ】硫化アリル
・独特な香りを持つセロリはストレスや食欲増進に良い食材です。
【トマト】リコピン
・太陽の恵みをたくさん受けた真っ赤なトマトは、外敵から身を守る力が豊富に含まれて居ます。
【ごぼう】クロロゲン酸
・皮まで入ったごぼうは、食物繊維が豊富なだけでなくファイトケミカルも豊富に含まれています。
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