マスクを着用する機会が増え、ニキビ（吹き出物）や肌荒れ、かぶれといった肌トラブルにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
マスクを着脱したり、ズレを直したりすると、摩擦によって肌に負担がかかります。普段肌を守ってくれている角質表面に傷がつき、肌のバリア機能が低下。その結果、赤み、かぶれ、肌荒れなどを引き起こす可能性があります。
また、マスクの内側は吐息で蒸れて高温多湿になりがち。ニキビ（吹き出物）の原因となるアクネ菌が繁殖しやすい環境と言えます。
さらに、マスクを外すときには、マスク内でこもっていた湿気が一気に蒸散。すると、肌内部の水分も一緒に失われてしまうため、乾燥を引き起こしてしまうのです。
マスク着用が当たり前となり、肌トラブルを招きやすい今だからこそ、スキンケアを見直すタイミング。
たとえば、毎日使う基礎化粧品を、肌への刺激が少ないものに変えてみてはいかがでしょう。「なんとなく」で使っていた化粧水に違和感があれば、見直しの合図かもしれません。
また、メイクの落とし忘れや、刺激の強いクレンジングにも要注意。メイクを落とした後は、丁寧に保湿ケアをして、肌の回復と、角質バリアのメンテナンスに努めましょう。
マスクで負担のかかりやすい頬、鼻、あご、耳の後ろなど、気になる部分にはワセリンなどの保湿剤を塗る、刺激の少ない素材のマスクに変えてみる、といった対策もおすすめです。
マスクの着用と同様に、新生活習慣として定着したのがこまめな除菌・抗菌対策。
手洗いや手指消毒を行う機会が増えたことで、本来肌に必要な油分や水分、常在菌まで失われてしまい、乾燥や手荒れにつながってしまうケースも。
乾燥や手荒れを防ぐためにも、手洗いや手指消毒の後はハンドクリームなどでしっかりと保湿ケアをしてあげることが大切です。
また、除菌・抗菌グッズを見直してみるのもおすすめ。
たとえば、天然精油や銀イオンを使った抗ウイルススプレーは、アルコールや塩素系の除菌グッズが合わない方にもおすすめです。
肌に優しい成分でできているので、赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭でも気兼ねなく使うことができるでしょう。
携帯できるサイズのスプレータイプであれば、外出先でも気軽に使えて、手に触れる場所にシュッと吹きかけることもできます。
自宅や職場、外出先などあらゆる場面で使用するものだからこそ、除菌・抗菌力の信頼性はもちろん、「いつでも」「だれにでも」使えるものを検討してみてはいかがでしょうか。
ご自身や身の回りの人々の健康、そして社会全体のためにも、マスクの着用や除菌・抗菌対策は大切。それと同時に、お肌にも気遣いをできるとよいですよね。
今回ご紹介した情報も参考に、新しい生活習慣と賢く付き合っていきましょう。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
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