材料は牛肉、セージ、プロシュット(生ハム)、バター、黒胡椒。
あと、肉叩きと爪楊枝w
最初に書いたように使う肉はなんでもOKですが、プロシュットとセージは必須です。
セージって、日本ではまだメジャーなハーブとはいえません。
でも、私の大好物(♥︎)ソーセージの語源になったという説があるくらい、
お肉との相性が抜群なんですよね〜。消化を促進する働きもあるそうです。
うちの近所のスーパー「ライフ」のハーブコーナーで売ってる日もあります。
が、ま、ライフだとない場合が多いですね〜。今のところ。
ナショナルや明治屋、デパート系の食品売り場なら、ほぼ入手できますね。
ちなみにわが家では「食べられるバルコニー菜園プロジェクト」
(=ハーブやエディブルフラワーなど食べられる鉢植えばかり育てる個人プロジェクト)
を勝手に実施中なので、もちろんセージも植えてます♥︎
葉っぱがかわいいので、摘んできて小さな花瓶に活けるのもありです。
ど〜うしても入手できない場合は、セージの
「すっきりとした香りで肉のくさみを消す」という特徴に合わせて
ローズマリーやオレガノなどをみじん切りにして代用してみてください。
「肉叩き」、使ってますか? 100均でも売ってますよね。
安い肉も叩けば繊維がほぐれてやわらかくなるし、
サルティンボッカのほか、ミラノ風カツレツや台湾とんかつ(排骨 パイクゥ)にも使えます。
私は以前めん棒で代用してましたが、やはり肉叩きのほうが使いやすい。
息子や夫にガンガン叩いてもらえるし「買ってよかった」な道具のひとつです。
あ、にんにくをつぶすのも肉叩きでガツンと一発!
アヒージョとかにんにくをたくさん使うし、包丁の背だとつぶしきれてないこともあって。
とくに、にんにくをたくさん使うときは「肉叩きでガツン!」です^^
1)牛肉を肉叩きでガンガン叩いて薄くしてから、10cm×5cmほどの大きさにカットします。
2)片面に黒胡椒をふり、プロシュットをまんべんなくおおいます。
※生ハムの塩気と旨みが必須なので、イタリア産のプロシュットを使ってください。
3)裏面に小麦粉をつけ、余分な粉ははたきます(小麦粉はつけなくてもOK)。
先ほどプロシュットをのせた面にセージを1枚のせ、楊枝で留めます。
※セージが小さめの場合は何枚かのせてもよいですよ♥︎
4)フライパンに有塩バターを入れて溶かします。
※バターの塩気も味に影響するので、無塩バターを使う場合は味見をして、適宜塩も加えてください。
5)3)のお肉の両面をささっと焼いて、いったん皿に取ります。
※楊枝を外してから盛り付けるので、ここでは「盛り付け」というより、別皿に取る感じでOK。
●ここで「焼きすぎない」ことが最大のポイントです!
焼きすぎるとかたくなっちゃうので。
コツは、肉を楊枝ごと1枚ずつトングではさんで、
バターでできた「プール」の中で短時間だけ泳がせる感じ!
一気に泳がせると焼け過ぎちゃうお肉ちゃんがでてくるので
できれば一人ずつ泳がせてやってください♥︎
5)楊枝を外してお皿に盛り付け、フライパンに残ったバターソースをまわしかけて、仕上げに黒胡椒をふります。
※ササッと手軽にいきたいときは楊枝ごと食卓に出してもよいです。
食べやすい方法でどうぞ!
バターとセージとお肉のい〜い香りっ!
ワイン、ワイン、ワインをちょうだいっ!!!!!
ローマのはずれに「トラステヴェレ」という街があります。
蚤の市が開かれたり、小さな名店がたくさんあったりして、
トレビの泉やスペイン広場のある辺りとはまた違ったいい感じの雰囲気です。
※ご興味ある方は、ブログにまとめたトラステヴェレ案内も御覧ください♥︎
「https://matricaria.jp/2020/03/18/trastevere/
そこで食べたのが、私にとって「初・サルティンボッカ」でした。
ワインの進む味付けではありましたが、私たち的には「あれ、、お肉かたくない?」
・・・というのが正直な感想で。
でも、中にはさまったセージとバターの香りが本当に印象的で。
これはぜひおうちで作ってみたい!と考えたのが今回のレシピなのでした。
ちなみにセージは、私がご紹介したレシピのように上にのっけるパターンのほか
トラステヴェレのお店のように肉とプロシュットの間にはさんでもOKです。
セージが見えたほうがかわいいかな〜と思いまして^^
まずはセージとイタリア産の生ハムを入手!
そこさえできたら失敗しらずのレシピです。
焼くときに「バターのプールで短時間だけささっと泳がせる」こと、
どうぞやってみてくださいませ。
焼き上がったらすぐにおいしく食べられるよう、
お皿もあたためておくとよいですよ〜♥︎
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