白菜は100グラムあたり14キロカロリーとヘルシーな食材。白菜と同じくアブラナ科でダイエット食材としても知られるキャベツが100グラムあたり23キロカロリーであることを考えると、そのヘルシーさが際立ちます。
また、ダイエット中は糖質が気になるという方も少なくないのでは? 糖質に関しても、白菜は100グラムあたり1.9グラムで、キャベツの3.4グラムを下回っています。
味にクセがないのでさまざまな料理に使えて、カロリー・糖質を抑えつつ料理のボリュームをアップするのに役立つでしょう。
カロリー・糖質控えめな白菜ですが、カリウム、ビタミンC、食物繊維、イソチオシアネートなどの栄養素も含まれています。
カリウムは、体の中にあるナトリウムの排出を手助けしてくれる栄養素。余分なナトリウムを排出することで、高血圧の予防やむくみの解消にも一役かってくれます。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助けたり、シミの原因になるメラニン色素の沈着を防いだりと、ダイエットだけでなく、美肌作りにも嬉しい栄養素。また、ダイエットには腸内環境を整えることも大切ですから、食物繊維が豊富に含まれているのもうれしいポイントです。
このほか、白菜に含まれるイソチオシアネートも、消化を助け、血栓をできにくくする効果があるといわれています。
白菜を買うときには、葉や芯の部分にハリがあり、みずみずしいものを選ぶのがおすすめ。
ご紹介したビタミンCやカリウムなどは水に溶けやすい栄養素なので、お汁もいただける調理方法(鍋やスープなど)でいただくのがおすすめです。
カロリーが控えめなだけでなく、美と健康につながる栄養素も含まれている白菜。旬は11月~2月とお鍋がおいしく食べられる季節ですから、体を温めつつ白菜を食べて、ダイエットと美容のために積極的に献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。
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