黒猫を作るので羊毛フェルトの黒色をメインで使います。
目はドール制作に用いられるガラスアイ(プラスチック製も可)を用意しました。
道具は、フェルティングニードルと呼ばれる針とニードルマットです。
目打ちは、目のパーツを取り付ける際に使用します。
今回、用意したドール用の目が1.2cmなので、この目のサイズに合わせて全体の大きさを決めました。
顔の大きさは6cm×4.5cmで作っていきます。
参考にするイラストなどがあれば、制作が進みやすいかと思います。
顔(頭)だけを作っていきます。
型紙に合わせて、羊毛を針で刺して形を作ります。厚さは1㎝ぐらいです。
目の位置に、目打ちを刺して穴をあけます。
目のパーツを差し込みます。
裏側から付属のワッシャーで固定します。
ワッシャーがない場合は、接着剤を使用して固定してください。
※まん丸に仕立てたものに目を打ち込む際も、同様に目打ちで下穴をあけてから目のパーツを刺しこむように取り付けてください。
飛び出た余分な個所は、ニッパーなどでカットしてください。
ここから、肉付けを行っていきます。
最初に瞼から作ります。
(くりくりおめめに仕上げる場合は、このままでもOKです)
羊毛フェルトを少量とり、瞼の形に成形します。
瞼の付ける位置を決めたら、ニードル針で刺して固定していきます。
次に、おでこに肉付けをしていきます。
おでこに丸みが出るように、羊毛フェルトを足しながら形を整えていきます。
次に、口元に肉付けをしていきます。
1㎝ぐらいに丸めた羊毛を3つ用意します。
1つはあご、2つはマズル(口元のω←コレ)用となります。
あごのあたりに1つとマズルを2つ固定します。
この時点での横顔は、こんな感じです。
おでこと口元にふくらみが出て、立体的になりました。
鼻先を肉付けします。
羊毛フェルト(適量)を三角に仕立てます。
鼻先に固定します。
黒猫なので、鼻も黒色で行こうと思っています。
鼻先に鼻の穴を2つ作ります。針を何度も差せば、その箇所がへこみます。
顔全面で使用した倍量の羊毛フェルトを用意して、後頭部を作っていきます。
輪郭は顔とサイズより一回り大きく、後頭部の膨らみもつけるように厚さは3㎝ほどに仕立てます。
顔の全面と後頭部を合体させます。
後頭部の羊毛フェルトを、顔の輪郭に覆いかぶせるようにして合わせていきます。
耳の形に仕立てたものを2つ用意します。
本体に合体させます。
この後、全体のバランスを見て形を整えてください。
ちょっとだけリアルに仕立てていこうと思います。
猫の特徴の1つと言えば・・・ヒゲですよね?
なので、ヒゲをつけていきたいと思います。
猫のヒゲは簡単には手に入らなにので、ここでは刷毛を使って代用します。
刷毛の白い毛を1本ずつ取り、ピンセットで刺していきました。
刺しにくいときは、ヒゲの根本をニードル針で刺し込みました。
こんな感じに仕上がりました。
このままでもOKですが、少しかわいげが足りないので、直色していきたいと思います。
ピンクのフェルトを用いて、舌を作ってつけてみました。
少し愛嬌が足された気がします。
※マズルと耳が大きくて、フレンチブルドッグ感があったので、この後コンパクトに整えました。
グレイの羊毛フェルトで鼻を付けました。
ポップなかわいさが足された気がします。
白色の羊毛フェルトでアイラインを加えました。
キュートさが足された気がします。
羊毛フェルトならこのように、後からでも簡単に付け加えていくことが出来ます。
一気に丸めてから形を作るのは難しいので、少しづつ羊毛を足しながら整形していくと、作りたい形に近づきます。
また、へこませたい箇所(ふくらみが大きい場)があるときは、その箇所を何度も針を刺すとへこみます。
皆さんも、ぜひチャレンジしてみてください。
taroもまだいくつかチャレンジしていこうと思います。
一緒に楽しみましょうね♪
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