「ベビーシッター派遣事業」とは、仕事や職場復帰のために利用する、民間のベビーシッター費用や、多胎児(双子や三つ子など)を養育しているご家庭で、民間のベビーシッターを利用した場合の利用料の一部が助成される制度です。
ベビーシッターの利用1回につき、対象のお子さん×2,200円の割引券が1日1枚まで(1か月に24枚まで)使えるというお得な制度なんです。つまり、1か月最大で、2,200円×24枚=52,800円の補助がもらえる!ということですね。
案外知らない人が多いと言われているこの制度。新型コロナウイルス感染症による特例措置として、2020年3月利用分までに限り、助成額の大幅アップが実施されていましたが、4月以降も継続されるということです。
では、特例措置によってどのくらいお得に利用できるのかを確認してみましょう。
【通 常】1日1回だけ利用できる割引券(2,200円)が、1か月24枚まで配布される(1か月最大利用で52,800円の助成)
【特例措置】1日の利用回数に制限のない割引券(2,200円)が、1か月120枚まで配布される(1か月最大利用で264,000円の助成)
つまり、いずれも最大利用の場合、通常なら52,800円の助成が、264,000円まで増額になるということですね。
これは上手に活用しない手はありません。
仕事や職場復帰のために利用できる嬉しい制度ですが、内閣府の「ベビーシッター派遣事業」が利用できるのは、お勤め先の企業がこの制度を導入している場合に限ります。まずはお勤め先に確認してみましょう。導入がない場合は、利用できるようにお願いをしてみましょう。該当される方は、お勤め先に確認してみましょう。
さらに嬉しいのが、この割引券を使用した場合も、割引券の金額を差し引いた額が「幼児教育・保育の無償化」の対象となる可能性があるというところです。こちらも確認してみましょう。
知らないと損をする助成制度などを上手に活用して、パパやママのリモートワークやお子さんの休校や休園で大変なこの時期を乗り切りましょう。
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