賃貸マンションなどの集合住宅のベランダに、収納スペースを確保する場合、事前に収納できるものと、収納できないものがあることを押さえておきましょう。
賃貸マンションなどの集合住宅のベランダは、共有スペースに該当するため、災害時に、避難経路としての重要な役割を果たすことになるからです。
共有スペースであるベランダに、何が収納できて何が収納できないのかにについての詳細は、それぞれの物件よって異なりますが、基本的に、災害時に避難の妨げになるものはすべて収納できないことになっています。
例えば、洗濯機などの重くてすぐに動かせないもの、重さに関係なく避難経路の邪魔になるものなどは、すべて収納できないことになります。
そのため、収納スペースは、避難経路の邪魔にならない場所を確保することもポイントとして押さえておきましょう。
ベランダに収納しておくと便利なモノとして、真っ先に思い浮べるのは、やはり洗濯ばさみやハンガーなどの洗濯用品になるのではないでしょうか?
例えば、洗濯ばさみは、ゴチャゴチャしやすいので、カゴなどにまとめて収納した後、S字フックなどを使って、すぐに手に取れる場所にカゴごと吊るしておくという方法を試してみましょう。
ハンガー類は、突っ張り棒を使ってまとめて吊るしておくという方法がおすすめです。
このほかガーデニング用品やアウトドア用品などの屋外で使用するもの、シーズンオフのものなどは、意外と場所をとるものですし、ベランダに収納しておくと便利です。
場所をとるものであればあるほど、ベランダに移行させた分、屋内に空きスペースができるので、確実にスッキリ片付きますよ。
ただし、便利であるなしにかかわらず、ベランダに収納するのが適さないものがあります。
例えば、家電製品は、湿気の影響を受けやすいため、すべてベランダ収納には適さないと考えましょう。
屋外になるベランダは、雨風にさらされやすいという難点があります。
そのため、チョイスしたモノを収納する際には、防水性や耐久性の高いベランダ専用の収納アイテムの使用をおすすめします。
数あるベランダ専用の収納アイテムの中では、特にベンチ型になっているタイプがおすすめできます。
ベンチ型になっているので、洗濯の際に、洗濯カゴを置くのに便利ですし、当然、ベンチとしての役割を果たしてもらえるので、お天気の良い日は、ベンチに座って日向ぼっこもできます。
また、見た目もオシャレなものも多いので、隠す収納として、ベランダには、まさに打ってつけのアイテムといえるでしょう。
数多くのメーカーから販売されているので、種類も豊富です。お住いのベランダのスペースや雰囲気に合わせて、お気に入りのものをチョイスしやすい点もうれしいですね。
ベランダに収納スペースを確保する際の押さえておきたいポイントについてご紹介しました。
ベランダは、収納スペースとしては意外と盲点になっている場所でもあります。これを機にぜひベランダの空きスペースを有効活用してみませんか?
ライター:sion
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