空気清浄機のフィルターはお手入れが必要不可欠ですが、ホコリが溜まったまま使い続けると集塵能力は落ち、電気代はかかり、そのホコリにカビが発生し悪臭の原因になります。
そこまで汚れてしまうと掃除に時間も労力もかかってしまいます。その悪循環から抜け出すには、継続しやすいコツを知り簡単なお手入れ方法に変えていくのが一番です。
日頃の家事に加えるのが難しかったフィルターのお手入れをルーチンワークにするには、必要な道具を揃え、思い立った時にすぐにできて、手早く終えられることが最も重要です。
面倒で億劫な作業から、簡単で続けやすい作業に変えるために欠かせない3つのポイントをご紹介します。
水洗いをしたフィルター類を拭き取るために雑巾やクロスが必要です。古タオルで十分ですがバスタオルなどの大判よりはフェイスタオル程度のサイズが使いやすいです。最初のお手入れで使った枚数をお手入れ専用として常に用意しておくことが、途中で手を止めず手早く終わらせるコツです。
1.でご紹介した雑巾クロス類や、給水タンクを洗うスポンジ、クエン酸などのお手入れに使う道具は「空気清浄機お手入れセット」にしておきます。
途中で手を止め道具を探すために腰を上げるそのひと手間が塵も積もって継続できない面倒な作業につながっていきます。
いつでもお手入れを始められるように収納箱などにまとめておくのがおすすめです。
お手入れをしようと気分がのっても取扱い説明書を探すところから始まるのも面倒で億劫にさせてしまう一因です。
何度かお手入れをしていれば手順や方法は覚えてしまいますが、「空気清浄機お手入れセット」に取扱い説明書も保管しておくといざという時にすぐに使えて便利です。お手入れ方法のページに付箋を貼っておくとより見つけやすくなります。
水洗いができないフィルター類は、掃除機を使うのが一番簡単です。ノズル部分が細口、ブラシタイプが使いやすいです。普段の掃除に使わないのであれば、「空気清浄機お手入れセット」に入れておくと便利です。
フィルターの中には、掃除機が使えないフィルターもあるので取扱い説明書でよく確認をしてください。
空気清浄機の加湿フィルターや給水タンクは、常に水が溜まっていてカビが発生しやすい部分です。お手入れ方法やその頻度は取扱い説明書で確認してください。
タンクのお水を毎日取り換えるだけでもぬめり汚れは抑えられますが、クエン酸はお手入れの度に使うと殺菌や消臭の効果もありおすすめです。クエン酸を使ったお手入れ方法をご紹介します。
洗面台に50°C程度のお湯と、お湯の量に対し約1%の濃度のクエン酸をよく混ぜて溶かし漬け置き洗いをします。
水洗いの出来るフィルターやトレイなどのパーツは洗面台に入れ、給水タンクはタンクに入れてそれぞれ約2時間漬け置きをします。洗面台に入らない場合はバケツ又は45L以上のビニール袋も代用できます。
フィルター類やタンクはクエン酸の成分が残ってしまうと臭いの原因になりますので、スポンジなど使いお湯でしっかりすすぎます。乾いた状態にしておくのが大切なのでしっかり乾かします。
頑固なこびりつき汚れは、重曹に少し水を含ませ歯ブラシやスポンジを使ってこすり落とします。
ご紹介した空気清浄機のお手入れ方法はいかがでしたか。面倒な作業だからこそ、お手入れしたいと思った時にすぐに始められ、手早く簡単に終えられるのが継続しやすくなる最大のポイントです。
通年稼働をしている場合は、お手入れ頻度も高くなりますので「空気清浄機お手入れセット」を設置し家族みんなのルーチンワークにしたいですね。
ライター名:タスカジさん 初穂さん
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