「失われたパン」と決めてはいけないというお話！！
pain perdu パン・ペルデュ・・・・・「失われたパン」という仏語。
もともと・・・・・
固くなったバケット（廃棄寸前）を柔らかくして食べるフランスの家庭料理！！
な
の
で・・・・・
フランス人が行くレストランで、パン・ペルデュを出すことなんて、絶対にありえない話なんです。 あからさまに残り物料理ですから。
残り物のパンなんかを食べさせたと鬼怒りになります。（笑）
日本人は・・・・パン文化じゃないので、この感覚は判らないと思いますが・・・・
硬くて食べられないパンを捨てないで食べるという貧相なイメージを英語圏で、この古パン再利用を「French toast」などというしゃれた名前にしているのです。
カナダのフランス語圏では「pain doré（黄金色のパン）」と呼ぶのだそうです。
この呼び名だったら、パン・ペルデュのように悪いイメージはなくて良いですよね。
好きだけど・・・・・あまり作りたくない！！
と言うのが、私の本音でして・・・・
それは、アパレイユに漬け込むのに時間がかかるから・・・・と言うのが最大の理由です。
真空包装のマシンでもあれば、３０秒で漬け込み完了なんですが・・・・
しっかり染み込ませるには・・・家庭なら・・・・一晩はかかる作業です。
今回何故・・・・作る気になったかと言うと・・・・
mokaさんの
チョコ＆チーズのフレンチトースト
チョコ＆チーズのフレンチトースト
2019年2月13日
チョコとクリームチーズをサンドした甘じょっぱいフレンチトーストです。
胡桃やシナモンパウダーの風味がいいアクセントになり食べ飽きない美味しさです。
卵液に漬け込む時間もレンジにかけることで短縮し、あっという間にふわふわのフレンチトーストができました♪
2019年2月13日
を見たからです。
漬け込みを“ちん”しています。
凄い科学しています。電子レンジ凄すぎです！！
フリーザーパックの中のアパレイユ・・・・・綺麗にしゅんでいました。
仮に・・・・少し加熱しても、フライパンで焼くわけですから・・・・
OKですよね。
パンカット・・・・
「水にこだわる高級食パン ワインにもチーズにも・・・きんぴらごぼうにも 良く合う食パンです」
2019年7月21日
銀座に志かわ
【高級食パン戦国時代】とか言われています。
西の「乃が美」・・・・東の「に志かわ」と言われている様です。
7/4 神戸の山手幹線沿いにオープンしました。
勤務先の近くなので・・・・偵察してきました。
１種類の角食のみ
キャツチフレーズ
「水にこだわる高級食パン
ワインにもチーズにも・・・きんぴらごぼうにも
良く合う食パンです」
お味は、生食パン食べ慣れてるんで正直「普通です」
ここニスタでも・・・生食パン絡みの投稿が沢山有ります。
何時まで続くか、生食boom！！
2019年7月21日
このパンを使いました。
mokaさんは・・・・□でしたが、あたいは△にしてみました。
切り込みを入れて有ります。
詰め物の準備
マシュマロ、チョコ、クリチ、アーモンド、カッシュナッツ、レーズン
刻みました。チョコは、クーベルチュール80％使用！！
ファルスします。
もう無理やろ・・・・手くらい、ギューギューに詰め込みました。（笑）
蜂蜜とシナモン忘れて・・・・後から追加！！
quick漬け込み
フリーザーパック＆アパレイユ
電子レンジ・・・・・途中で上下を返す！！
添え物・・・・
ポテトとパプリカのソテー、チリsalt
バナナヨーグルト＆レーズン、デュッカ風味
setting
凄いvolume・・・・
フレンチトースト・・・・ふっわ ふっわです。
中から・・・クリチが・・・・チョコが、ナッツが・・・・・・
私が・・・・私が・・・・と迫って来ます。
ふわふわの中からなんで・・・・余計に嬉しい。
元気の出るbreakfastでした！！
コツ・ポイント
元々は・・・・「失われたパン」で作りますが・・・・
昨日焼けた生食パンでなので・・・・失われてません。（笑）
パンが主食のヨーロッパは、クルトン、ラスク、Pan con tomate、トスカーナのpanzanella
など・・・・「失われたパン」を生き返らせる文化が沢山有ります。
