10年ほど前に、横浜元町で購入しました。長さ50㌢、高さ30㌢、巾30㌢ほどのビッグなサイズ。インド綿の海的デザインが可愛いくて爽やかなイメージの、夏バッグです。しかーし!大変使いづらかったのですよ、コレ(; ・`д・´)最大の原因はショルダー丈のハンドル。本体がデカ過ぎてとにかく持ちにくい。見た目かっこよくない。飾りに付いているタツノオトシゴ‥‥コレ可愛いのですが邪魔でもありました。だから数えるほどしか使っていません。
失敗バッグのハンドルを取り替えて、いっそ旅行バッグにリメイクしたら使い易くなるんじゃないかな~と、ずっと考えていました。正月明けにご近所リサイクルショップでゲットしたバッグです。半額になっていて800円くらいでした。素材は茶色のフェルトにネイビーの合皮パーツ。安物ですがお洒落ですね!赤丸で囲んだパーツ類が「使え」ます(^^♪
リサイクルバッグを解体して、合皮のパーツ類を外しました。ハンドルの下方のカシメ打ちパーツは、フェルトの土台ごと切り取っています。いったん打たれたカシメを外すのは大変ですから(*ノωノ)ただしフェルト布は縫い付けたあとにちょろちょろ見え隠れしないように、カシメの周りぎりぎりの位置で切り揃えておきます。
結構がっちり縫い付けられていますが、苦労してほどく事はありません。赤い線の部分でスッパリ切ってしまいましょう。縫い目が近いので、意外にほつれません。
失敗バッグの本体は袋布無しの一重仕立てです。ややこしい袋布の取り扱いが無いのはいいのですが、固い合皮のハンドルをただ縫い付けたのでは、布地が負けてしまいます。同じ合皮で力布を作りました。
表と裏から「クウジュ・セリエ」で縫いました。「クウジュ・セリエ」とはエルメスやヴィトンなどブランドものの革製品に一般的に使われる縫い方です。こちらの記事で詳しく説明しているので見てくださいね。
完成品を上の方から見たところです。ハンドルを替えたら雰囲気も変わりましたね!すっごい馴染んでます!何がなし高級感も出たような( ̄▽ ̄)4月頃からデビューさせようと思います。
色味と素材を見極めて組み合わせれば、突拍子もない仕上がりになってしまう事を防げます。今回の場合はリメイクバッグに使われているネイビーと、ハンドバッグとして使える合皮ハンドル。馴染んでますよね(^^♪リメイクしたいモノをよくよく見ておきましょう。
慣れてくると組み合わせ素材で遊べるようになります。このリメイクバッグの場合は、パーツにイエローの幅広テープを使っても映えるでしょう。
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