プレミアム付き商品券とは、例えば10,000円で、12,000円分の商品券が購入できるなど、一定のプレミアム(上乗せ分)が付いた商品券のこと。2019年10月の消費税率アップに向けた経済対策として販売されることが検討されているようです。
現時点では、2割程度上乗せされることが検討されており、販売が予定されている商品券の額面は、最大25,000円(5,000円分がプレミアムなので、20,000円で購入可能)。個人単位で購入でき、1,000円分、5,000円分など、小口での販売も検討されています。
過去にも実施されており、前回は2014年4月に、消費税率8%に引き上げた後の経済対策として実施されました。プレミアムが付いている分、現金よりもオトクにお買い物ができるため、ぜひ注目したい商品券と言えるのではないでしょうか。
しかし、誰でも購入できるわけではありません。2018年12月時点で想定されているのは、次の通りです。
2歳以下の子どもを持つ世帯
住民税非課税世帯
所得の低い年金受給者
子育て中のパパママの中には、「どうして2歳以下!?」と感じる人もいるかもしれませんが、2019年10月の消費税増税と同時に、幼児教育・保育の無償化が実施されます。3歳児5歳児については、全員が幼児教育・保育の無償化の恩恵を受けることができますが、0歳児から2歳児は住民税非課税世帯のみ無償化の恩恵を受けられるため、恩恵が及ばない層をプレミアム付き商品券の対象として検討しているのです。
では、「プレミアム付き商品券」には、どのような注意点があるのでしょうか。
おつりがでない
おつりがでないため、少額の買い物の際は注意が必要です。
発行自治体の店舗でしか使えない
市区町村が発行し、その自治体内の店舗のみでの利用が検討されています。また、自治体内でも利用可能な店舗が限られる可能性があるため、どのお店で利用できるのか、購入前に必ず確認するようにしましょう。
使用できる期限は、2020年3月までの半年間で検討中
長期間利用できるわけではないので、使い切れるかをよく考えてから購入しましょう。
「プレミアム付き商品券」の内容は、まだ検討が続いています。どのような内容で決定され、販売時期はいつになるのか。これからの動向に注目ですね!
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