本が片付かない理由のひとつに、本が多すぎて、本棚に収まりきれない、ということがよくあります。収まりきれない分の本は、必然的に出しっぱなしにせざるを得ないので、知らず知らずに机の上やテーブルの上、床の上を散らかすことになりやすいです。
いつも机の上や、テーブルの上、床の上に出しっぱなしにしている本は、気に入っている、あるいは、需要度が高いなどの理由から、よく読む本である場合が多いです。またすぐに読むからという理由で、ついつい出しっぱなしにしやすいということですね。逆に考えると、常に本棚などに収まっている本は、まさに、タンスの肥やし状態で、ほとんど出番がない場合が多いです。
着目すべきは、散らかっている本ではなく、本棚に収められている本です。ラクにスッキリ片付けるためには、まずは、本棚に収められている本の見直しを図り、要らない本は思い切って処分し、本棚の最も出し入れしやすい場所に空きスペースを作っておきましょう。
空きスペースができれば、そこをよく読む本(使用頻度の高い本)の指定席として固定しておきましょう。その空きスペースにすっぽり収まるボックスやファイルボックス、カゴなどを用意し、それらによく読む本を収納していきましょう。その際、例えば、ファイルボックスには雑誌類、ボックスには文庫本、カゴには、実用書などと、お手持ちの本の内容に合わせて、各自最もわかりやすいように分類して収納しておくといいですよ。
あとは、それぞれボックスごと、ファイルボックスごと、カゴごとに、出し入れするようにします。
例えば、料理のレシピ本はキッチンに、テレビ番組の情報誌はテレビの近くに、それぞれ専用の収納スペースを設けて、そこに収納するという方法を試してみましょう。
料理のレシピ本などは、食器棚やシンク下に空きスペースを設けて、そこを指定席として固定しておくという方法もおすすめです。出し入れしやすくなるように、ボックスやファイルボックス、カゴなどを使用して、そこにまとめて収納しておくといいですよ。
本がお散らかりやすい場所のすぐ近くに、一時保管用のスペースを確保しておき、そこに同じく一時保管用の収納アイテム(カゴ、ボックスなど)を常備しておきましょう。
散らかっている本を、とにかく大急ぎでラクに片付けたい場合に、おすすめの方法です。
いかがでしたか?ラクにスッキリと片付けるための、本の収納術をご紹介しました。ご家庭にある蔵書や本棚、スペースに合わせて、適宜アレンジして、実践していただければと思います。
ライター:sion
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます