子どもを養育するために取得する育児休暇を有効利用しようと考えるママが増えています。
ただ育児だけに明け暮れるのではなく、空き時間を使って勉学に励み、復職までにスキルアップをしておこうという試みです。
産後1か月までの新生児期を過ぎれば、少しずつ育児に慣れ、赤ちゃんも睡眠時間が延びてきます。
授乳のペースがつかめ、一日のスケジュールが見えてくる生後3・4か月頃から、少しずつ緩やかなペースで勉強時間が確保できるようになるでしょう。
短期間でハイペースな目標ではなく、初めは30分確保する、など実現可能性が高い範囲でスタートすることがおすすめです。
出産する前から掲げていた目標にチャレンジするママもいますが、まだ明確な目標がなく、「育休から復帰した際に、何か誇れるものがほしい」と考える人におすすめなのが、育児経験を活かせる資格です。
民間の産褥ヘルパーや、チャイルドマインダーなどの資格、中には保育士を目指して勉強する人もいます。
また、最近話題のモンテッソーリ教育について通信講座で学ぶという人も。
いずれも、これからの子育てに役立つものばかりですので、チャレンジすれば自身の子育てにとってもメリットがあるでしょう。
育児休暇中のママが集まる育児サークルは、ベビーマッサージなど子どもを主体にしたプログラムが多いですが、最近では、勉強できたり、キャリアアップを図れたりする集まりが増えています。
中には、MBAについて学びを深めたり、英語でコミュニケーションしたりするところも。
参加者はママばかりなので、子連れOKなところがほとんどですし、託児サービスが付くところもあるので集中して勉強に取り組めます。
「子育て中の母親」といっても、いろいろな環境の人たちの集まりですから、普段は出会えないような人とも出会え、社会人としても成長できるでしょう。
多くの子育てサークルは、自治体の運営する児童館や子育て支援センターで紹介しているので、赤ちゃんと出かけて情報収集をしてみてください。
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