?【衣類収納のヒント⑦】収納力最強?ウォークインできないクローゼット

?【衣類収納のヒント⑦】収納力最強?ウォークインできないクローゼット
投稿日: 2018年11月16日 更新日: 2018年11月22日
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家族の事情で日本に戻って在宅勤務中の元デジタルノマド ✈️: ??????????...
第7回目は「収納力最強?ウォークインできないクローゼット」です!

写真の図面でご覧頂ける通り、我が家のウォークインクローゼット(以下、長いのでWIC)はL字型の角部分に斜めにドア壁が切り込んだ造りです。細い左側の収納部分は図面だと広く見えても、実際は斜めの壁まで奥行73cmしか取れないんです。これじゃ衣装ケースを使いたくてもケースが引き出しきれません。

つまりこのWICには、よく言えば文字通り歩いて入るためのスペース、正直に言うとこのままじゃどうしようもないデッドスペースがあるのです。(トップ写真の足跡部分。ただし歩けるといっても、人間の足だとたった2歩だけ!)
もはや足を踏み入れなくても、がんばって手を伸ばせば戸棚以外は全部出し入れ出来てしまいます。

それならばいっその事、もうウォークインしなくても良いんじゃないかと思い、本来ウォークインすべきスペースも収納場所として利用することにしました。
こうして誕生したのが、我が家の『ウォークインできないクローゼット』です?

春:スカート&長袖シャツ/ブラウスの季節

春:スカート&長袖シャツ/ブラウスの季節

ドアを開けたら、どどーん!
スカートのコレクションがすぐ目の前に?

冬が終わったら裏起毛パンツを卒業してスカートを着たくなるので、基本的にWICはこの状態です。
ウォークインしません、できません!
なぜなら本来WICの歩くべきスペースで、スカート満載のキャスター付きハンガーポールを使っているからです。

スカートは、縦に重ねて下げられるハンガーを使って、同系色の似たシルエットのスカート同士で重ね掛けしています。
WICのドアが邪魔して全体像をうまく写真に取れませんでしたが、左奥から順番に、黒、グレー、紫、紺、青、緑、茶、ピンク、ベージュ、白とグラデカラーで並べています。

スカートの上にはシャツ、ブラウス、ジャケットが並ぶので、コーディネートしやすい✨
スカートがこの状態でも、長袖シリーズは全てそのまま手が届く位置に収納しています。

写真左の作り付けのポールにはボレロも掛かっています。

スカートを掛けているハンガーポールはキャスター付きなので、ジャケット下の衣装ケースからカーディガンを取り出したい時など、必要に応じてボレロの下に半分潜り込ませることもできます。

夏:袖なし&半袖も着たいけど、クーラーが寒い!

夏:袖なし&半袖も着たいけど、クーラーが寒い!

暑くなってきたら、袖なし&半袖の出番です?
電気代がもったいないから、家で1人の時は極力クーラーは使わない主義の私。
猛暑ではスカートですら中に熱がこもって耐え難くなるので、夏はショートパンツで生き延びたいところです。

梅雨明けと共にスカートの使用頻度は激減するため、ハンガーポールごとボレロの下に半分潜り込ませます。

写真のように、本来WICらしく歩いて入るべきだった床面が現れますが、ここでもウォークインするつもりはございません!

この空いた床面に、冬から梅雨明けまで大活躍してくれた布団乾燥機と電気ヒーター2台を収納することにしています。

夏でも室内のクーラーが寒すぎて冷えで首肩コリが辛いので、私には外出時の薄手のカーディガンが必需品です。
布団乾燥機を置いても問題なく引き出せるように、通年使用の薄手のカーディガンはジャケット下の衣装ケース最上段にしまっています。
ジャケット下の衣装ケース下2段は布団乾燥機を置くと取り出せなくなりますが、最初からそれを見越してここには冬用の厚手のカーディガンとセーターを入れ、この衣装ケースは一切衣替えなしで済ませています。

電気ヒーターは今すでに夜の冷え込み用に出してしまったため写っておりませんが、ハンギングラック最下段に被る位置に置きます。
最下段の袖なし&半袖は、衣替えで上段のニットジャケットと入れ替えると手の届く位置に来ます?

秋冬:ウォークインできないクローゼットをフル稼働!

秋冬:ウォークインできないクローゼットをフル稼働!

夏が過ぎたら、スカートも着たいし、コート着るほどじゃない気温の間は厚手のカーディガンが大活躍?
ということで、WICの中身をフル稼働させます!

洗濯物が台風で外で干せなくなってくるので、残暑でも9月には布団乾燥機をWICから取り出して、衣服乾燥に使用します。
そして秋の訪れと共に、電気ヒーター2台を洗面所と寝室に配置して、夜の冷え込みに備えます。
このタイミングで、ハンギングラック内で時期的にもう着なくなった袖なし&半袖を最下段のニットジャケットと入れ替えるだけで、WICの衣替えは終了です?

床面が一掃されて、スカートを引き出して使いやすくなります✨
(電気ヒーターと布団乾燥機があった夏の間も、スカートのハンガーポールを難なく引き出せるのですが、端が若干ドアの開閉部に被ってしまうのでスカート出しっ放しでドアを閉めるという荒技は駆使できなかったのです。)

秋冬の間は基本的にはスカートをどどんと出しっ放しにしていますが、ジャケット下の衣装ケースからカーディガンを取り出したい時など、必要に応じてボレロの下に半分潜り込ませたりと、キャスター付きのハンガーポールの可動性を活用しています。

ジャケットと衣装ケースの間はわざと空白に

ジャケットと衣装ケースの間はわざと空白に

シャツ/ブラウスの出し入れの時、書類トレーを使っているので移動が楽ではありますが、持ち上げた服を一時置きできる場所があると両手が使えるようになって更に楽です。そのためにあえて衣装ケースの天板は普段何もおかない空白スペースにしています。

衣装ケース内の底に仕舞ったカーディガンを出す時にも、一旦ケース内部で重ねている仕切りボックスごと外して天板に載せておけたり。
洗濯が終わったシャツ/ブラウスをハンギングラックに戻す時は、ここで畳むこともできます。

コツ・ポイント

次回が最終回!
第8回では、着回しと衣替えに役立つ、事前準備のススメを、今までの各ヒントへのリンク付きでお届けします。

?【衣類収納のヒント⑧完全まとめ付】着回しと衣替えに役立つ事前準備のススメ?
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2018年11月17日
ladywaitrose流・衣類収納のヒントも今日で最終回。 暮らしニスタに「1投稿につき1アイデア」という投稿ルールがあるため、手法ごとにアイデアページを立てた結果、8回連載になってしまいました。 最終回となる今回は、衣類収納を最適化するために大事な準備段階での検討事項と各ヒントとの関係性を順番に振り返ります。(各ヒントへのリンク付き、完全まとめ版です?) そして最後の事前検討事項として、収納スペースを構築する際に頭の片隅に入れておきたい着回しサイクル促進計画についてご紹介したいと思います! 色んな収納方法がありますが、服の量と収納場所のキャパによるところが大きいと思いますので、自分にとって心地良いやり方でいいと思います。 それよりも何よりも大事なのは、実際に服を収納する前のプランニングなのです?
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