ポイントはただ1つ。毎日確実に使うメイク道具を1軍、それ以外を2軍としてそれぞれひとまとめにしておくだけ。
とにかくメイク道具の整理収納がもたらす即効性を感じていただきたいということで、忙しい皆様にすぐにでも実行していただけるよう、ややこしいことゼロの方法をお伝えします。
準備いただくものは2つだけ。
・全てのメイク道具
・箱か紙袋1つ
1.すっぴんになってスキンケアまで済ませます。
2.全てのメイク用品を重ならず見渡せるようにして広げます。
3.広げた中から普段通りのメイクをしながら、使ったものは全て用意した箱(又は紙袋)に入れていきます。
メイクが完了したとき、箱(又は紙袋)に入っているアイテムこそあなたのメイク道具の中の1軍メンバーです。手に取りやすい場所に置くべきメイク用品はこれだけ。随分コンパクトになったのではないでしょうか?
一番手に取りやすい場所をゴールデンゾーンと呼びます。具体的には膝を曲げたり背伸びをしたりすることなく自然な体勢のまま出し入れすることのできる範囲のことです。
毎日使いのものがこのゴールデンゾーンにあるだけで日常の動きが劇的に楽になります。特に忙しい毎朝必ず使うメイク道具などはこの効果を最も実感できるアイテムの1つです。
次に大切なのが収納容器。1軍のメイク道具におすすめの収納容器は以下の条件で探してみて下さい。
・1軍のものが入り収納場所にも合うサイズ
・蓋のないオープンタイプのもの
・なるべく四角に近い容器
・持ち手があって運びやすいもの
まず1軍のアイテムが収まり、収納スペースにピッタリというのは大前提です。少し面倒ですがここだけはしっかり採寸しましょう。 また毎日使うものなので蓋やチャックの開け閉めはしないで済むものを選びましょう。それだけで一手間省くことができます。
カーブがある容器はその分デッドスペースができてしまい、カチッと収まりません。基本的に収納用品は直線的なものを選びましょう。
最後に出し入れする際に持ち手があるかどうかは重要です。メイク道具は洗面台に収めたいけれどメイク自体は子供の様子を見ながらダイニングテーブルで行うというママにもおすすめです。
とはいえ全ての条件を満たす収納容器となるとお手元にない方が殆どかと思います。また採寸がちょっと面倒……ということもあるでしょう。そんな場合は取り急ぎ手持ちの箱やプラボックスを使っていただいても構いません。
使いやすい場所に「余計なメイク道具が排除されて1軍だけがある」というそれだけの変化でも驚くほど毎朝のメイク時間が短縮されストレスフリーになるのを実感できます。その後に、1軍専用の収納容器を見つけてあげて下さい。
今回は面倒くさいことぬき、ということで残ったメイク道具についてはとりあえずひとまとめにしてポーチや袋に入れるだけ。これらはいわゆる2軍です。
中味は見えにくくても良いので収納容器はなんでも構いません。洗面台の鏡面裏の上段や引き出しの下の方など、取りにくいところに置いてしまいます。
もし1軍を使用して1週間以内にこの2軍スペースから複数回取り出して使用したものがあれば、そのアイテムは限りなく1軍寄りということで1軍スペースに移しましょう。
整理収納で欠かせない「要・不要(いる・いらない)」という仕分けですが「捨てる」判断が不可欠なため最初はなかなかハードルが高いのも事実。今回ご紹介した方法では代わりに「1軍・2軍」という分け方でまずは捨てることなく整理収納のメリットだけを実感できるようにしました。
数ヶ月後、是非再び2軍のメイク道具たちを見てみてください。きっとその時にはご自身の中で自然と「要・不要(いる・いらない)」の判断ができるはずです。
ライター:chie
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