春キャベツは水分が多く柔らかいので、長期の保存には向いていません。丸ごとの春キャベツは必ず芯をくり抜いて下さい。くり抜いた芯の部分に濡らしたペーパータオルを詰め込んで、ポリ袋に入れ芯を下にして冷蔵庫で保存します。1週間を目安に食べ切るようにしましょう。
半分や4分の1にカットされた春キャベツは、切り口が黒く変色しやすいため、2〜3日中に食べ切る方が良いでしょう。
1.生
春キャベツの美味しさを簡単に味わうには、生で食べるのが断然おすすめです。甘さと柔らかさが特徴の春キャベツの美味しさを、存分に堪能できます。
2.浅漬け
残ってしまった春キャベツは、浅漬けにしてしまいましょう。作り置きのおかずにもなります。
手でちぎったキャベツをビニール袋に入れて、昆布茶や塩などお好みの調味料を加えて、揉み込んでおくだけで十分に美味しいです。
3.焼く
さっと火を通すと、春キャベツの甘みをさらに味わうことができます。焼き目も味になりますので、フライパンやオーブンで焼き目がつくまで焼いてみましょう。芯の部分まで美味しく食べることができますよ。
4.煮る
春キャベツを煮る場合は、さっと煮て汁ごと食べましょう。コトコトと煮込むロールキャベツのような料理には、水分が多いため向いていません。食感が残るぐらいで火を止めましょう。柔らかい春キャベツなら、十分に味が染み込みます。
1.春キャベツのサラダ
千切りにしたものでも手でちぎったものでもいいので、たっぷりのキャベツを用意して下さい。ボウルかビニール袋に入れて味付けはお好みで。オリーブオイル&塩・胡椒&レモンでシンプルに。
ごま油&塩こんぶ、マヨネーズ&レモン&粒マスタードなどもおすすめです。
2.春キャベツのサンドイッチ
サンドイッチにびっくりするぐらいの量の春キャベツの千切りをはさんで食べてみましょう。春キャベツらしい甘さと柔らかさを味わうことができます。他に合わせる具材は、玉子サラダでもハムでもチーズでもツナでもお好きなものを。
サンドイッチ用のパンにバターとマヨネーズを塗り、その上に千切りの春キャベツを山盛りのせます。玉子などの具材をさらに重ねて、パンではさみます。ラップをきつめに巻き、具が馴染むまで10分ほどそのままおいて置きます。ラップごと半分に切って盛り付けると、崩れません。
3.春キャベツのステーキ
春キャベツは芯をつけたまま、8等分程度のくし型に切ります。温めたフライパンにバターを落とし、キャベツを並べます。塩をふって両面に焦げ目がつくまで弱火で焼き付けます。お皿に盛りつけて出来上がりです。そのまま、塩と胡椒で食べても十分な美味しさですが、醤油やマヨネーズなどをかけても良いですね。
4.春キャベツのスープ
春キャベツはコンソメ味でさっと煮るのが美味しいと思います。新玉ねぎや絹さやなど、お好みの野菜と一緒にコンソメスープでさっと火を通します。仕上げにバターを少量落とし、塩胡椒で味を整えます。野菜はたっぷり入れるのがおすすめです。
甘くて柔らかい春キャベツは美味しいのはもちろん、柔らかいため包丁がいらない、味が沁みやすい、火を通す時間が短い、など忙しい毎日でも取り入れやすい野菜の一つです。和洋中どんな献立にも合う春キャベツを、日々の料理にぜひ取り入れてみて下さい。
ライター:のぞみ
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