玄関の汚れは、家の中の汚れとはまったく性質が異なり、外から持ち込まれる汚れが大半を占めます。ホコリ、水垢、黒ずみなどが玄関の主な汚れです。その中でも最も厄介な汚れが、黒ずみになるでしょう。
実は、玄関の黒ずみ汚れの正体は、靴に付着した泥です。靴を脱ぐ際に、この泥が玄関のたたきに落ち、そのまま放置されると、泥の中の成分が酸化して黒ずみ汚れとなり、玄関のたたきの表面にこびりついてしまうのです。
この汚れは、玄関に入る前に、よく靴の泥を落とすようにすると、大幅に減らすことが可能です。このひと手間を加えることで、黒ずみ汚れを減らせるため、結果的に玄関掃除の時短につなげることができますよ。
玄関の掃き掃除は、ただ、ほうきで掃いただけでは不十分で、どうしても細かい汚れを取りこぼしてしまいます。そこで新聞紙の出番です。
方法はいたって簡単で、ただ濡らした新聞紙を細かくちぎり、玄関のたたきに撒くだけです。あとは、ほうきで新聞紙をかき集めれば、それでお掃除は完了です。濡れた新聞紙が、細かな汚れを絡めとってくれますし、砂埃が舞い上がるのを防いでくれるので、仕上がりは断然キレイです。
細かな手順は以下の通りです。
1.新聞紙を水で濡らす
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2.新聞紙を搾る
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3.細かくちぎる
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4.玄関のたたきに撒く
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5.しばらく放置する
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6ほうきとちりとりで新聞紙を集める
以上で掃き掃除は完了です。新聞紙をしぼる際は、やや硬めにしぼることがポイントです。
新聞紙は、玄関の拭き掃除にも活用することができます。方法は、掃き掃除と同じにいたってシンプルです。手順は以下の通りです。
1.新聞紙を水で濡らす
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2.玄関のたたきに敷き詰める
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3.そのまま数分程度放置する
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4.新聞紙でたたきを拭き取るような要領で回収する
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5.乾いた新聞紙で水分を拭きとって乾燥させる
以上で玄関の拭き掃除は完了です。
諸事情により玄関の水洗いができない場合におすすめの方法です。
新聞紙を、下駄箱の棚板の上に敷いておくと、その抜群の吸水性と防臭効果により、下駄箱の湿気やニオイを防いでくれます。汚れたら新聞紙を交換すればOKと手間要らずの点もうれしいですね。ただ敷くだけで、結果的に下駄箱のお掃除も楽になるコツですよ。
新聞紙による玄関掃除の掃き掃除は、畳の掃き掃除などにも応用可能です。さらに、新聞紙は、窓ガラスや鏡のお掃除にもよいお仕事をしてくれますよ。ぜひ一度お試しになってその効果を実感していただければうれしいです。
ライター:sion
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