衣替えは、季節に合わせるのではなく、気温に合わせるのが最も重要なポイントです。特に春は、寒暖の差が大きくなるため、衣替えに最適なタイミングを見極めるためには、実際の気温を目安にする必要があるのです。
特に3月の上旬から中旬は、気温の変動が激しいため、衣替えにあまり適していません。お彼岸過ぎになると、気温の変化が比較的安定してくるため、そのタイミングを見計らって衣替えの準備を進めましょう。
衣替えをスムーズに進めるためには、以下のような、どのくらいの気温のときにどんな衣類が適しているかを把握しておくことが望ましいです。
日中の気温が15℃以下
まだまだ厚手のコートやセーターが必要になる気温です。地域によって違いはあるものの、3月の上旬は、まだまだ15度以下の日が続くこともあるため、この時期の衣替えは見送ったほうが安心です。
日中の気温が15℃~20℃
スプリングコートや春物のカーディガンを着るのに最適な気温です。コートやジャケットなど厚手の冬物は不要となるため、衣替えを行う目安としては、最適な気温です。
日中の気温が20℃~22℃
一年を通して最も快適に過ごせる気温です。スプリングコートやカーディガンも必要なくなり、朝夕も長袖のブラウスやシャツがあれば支障なく過ごせる気温です。
日中の気温が22℃以上
半袖のブラウスやシャツ類の出番となる気温です。
1回目 日中の気温が15度を超える日が続くタイミング
日中の気温が15度を越える日が続くようになると、厚手のコートやダウンコートは出番がなくなるため片付けても大丈夫です。そろそろスプリングコートを出しておくのによいタイミングです。ただ、夜は冷え込むこともあるため、冬物のカーディガン類は残しておきましょう。
2回目 日中の気温が15度~20度になるタイミング
冬物と春物をほぼ入れ替えて大丈夫です。ただ、やはり夜は冷え込むこともあるため、冬物で上に羽織れるものを若干残しておくと安心です。
3回目 日中の気温が20度以上の日が続くタイミング)
日中は、長袖のブラウスやシャツで十分に対応できる気温です。そろそろ半袖など、夏服の一部を出してきてよいタイミングです。
事前に衣替えのタイミングを把握して、そのタイミングに合わせて、衣替えの準備を進めるようにしたいものです。大切な衣類を長持ちさせるためにも、黄ばみや害虫の発生を予防するためにも、キレイに洗濯する「しまい洗い」を行いましょう。
ライター:sion
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます