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大きな大きな柑橘類「ぼんたん」。美容効果も大きいって本当?

大きな大きな柑橘類「ぼんたん」。美容効果も大きいって本当?
投稿日: 2018年3月9日 更新日: 2018年3月9日
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長寿の里の公式アカウントです。美容と健康に必要な成分や、お水、野菜...
柑橘類のなかでも、ひときわ大きな実をつけるぼんたん!地域によっては「文旦(ブンタン)」や「ザボン」とも呼ばれており、爽やかな甘さと酸っぱさ、ほろ苦さが特徴の柑橘類です。皮が厚く、グレープフルーツより少し大きな、黄色い和風グレープフルーツというとわかりやすいかもしれません。

ぼんたんと聞くと、大正13年に発売された大ベストセラーのお菓子、ボンタンアメを思い浮かべる方も多いはず。また、鹿児島県、阿久根市の特産品でもあり、阿久根市の「市の木」にもなっているそうです。

しかし、ぼんたんそのものを日常の食生活に取り入れたり、美容に利用したりしている方は、まだまだ少ない模様……。そこで今回は、栄養と美容効果がたっぷり詰まった「ぼんたんの魅力」をたっぷりご紹介していきましょう。皮を食べれば美容にも最適ですし、入浴剤としても優秀ですよ!

「ぼんたん」の美容効果がすごい!

食べてもおいしいぼんたんですが、実は美容効果がたっぷり詰まっている優れもの。なかでもビタミンとミネラルが豊富で。「ビタミンC」は、みかんの1.4倍も含まれています。ビタミンCは、シミやくすみなど美白効果のイメージが強いですが、活性酸素の発生を抑える抗酸化作用が強いため、動脈硬化や免疫力アップにも◎。さらに、コラーゲンを作るためにも欠かせない栄養素なので、お肌の弾力やシワが気になる方にもおすすめです。

また、ミカン科の果実に含まれている苦味成分「ナリンギン」は、食欲を抑える作用があるとされているため、ダイエット中の方にもおすすめです。免疫を高める作用があることから、これからの花粉シーズンにも強い味方となってくれることでしょう。

そして、ぼんたんの薄皮に多く含まれる水溶性食物繊維「ペクチン」は、整腸作用が期待できます。血液中の悪玉コレステロールを下げる働きもあるので、動脈硬化や糖尿病などの予防にも役立ちますよ。

美味しいものを選んで、上手に食べよう!

ぼんたんの栄養成分をたっぷり摂取するためには、質の良いぼんたんを選ぶことが大切です。持ったときに重みをずっしり感じるものは果実の割合が多いため、一度手に持ってから選ぶのが◎。表面がなめらかで張りがあるものを選びましょう。

・ぼんたんの剥き方
1.へたを左側に向け、ぼんたんの中央部を一周するように、回しながら皮にだけ包丁で切れ目を入れる。
2.切れ目にスプーンを差し込み、実と皮の間を回しながら一周させる。
3.皮の上下をひねるようにして、キレイに皮を剥がす。

ぼんたんは皮が50%占める果物で、取った皮にも、食物繊維やナリンギンが多く含まれています。果皮を利用したぶんたん漬けや、マーマレードにして一緒にいただきましょう。香りが良いよいため、思い切ってお風呂に入れて入浴剤として楽しむのも◎。柑橘系の香りは癒し効果も抜群ですので、疲れた日にはぜひ、ぼんたん風呂を試してみてくださいね。

おわりに

あまり馴染みがない方も多いぼんたんですが、健康と美容には最適のフルーツです。みなさんもぜひ、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょう?
最近では、そんな美容効果注目が集まり、美容製品などに配合されているケースもあるので、そういったものを試してみるのもひとつの方法かもしれませんね!




【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。


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