春を告げる代表的な食材とも言われる菜の花は、「菜花」や「花菜」とも呼ばれ、ナタネ、カブ、白菜、キャベツ、ブロッコリーなどアブラナ科の植物で花を食するものです。 本来は2~3月が旬ですが、最近では11月頃から出回っています。
ほろ苦さがあり、吸い物や和え物、煮びたしなど色々な料理で楽しむことができますが、和食に限らず、洋風や中華風などの料理に取り入れてもいいですね。
菜の花は蕾のときだけを食べますが、この蕾には花を咲かせるための養分がたっぷり詰まっています。βカロテンやビタミンE,ビタミンCといった抗酸化ビタミンが 豊富に含まれていて、これらは病気の予防などにも役立ちますが、美白やアンチエイジング、肌のハリなど美肌のためにも効果的な栄養素です。 βカロテンは脂溶性なので油を組み合わせると吸収率がUPします。体内ではビタミンAとなって働き、ビタミンEとともに乾燥肌の予防・改善にも効果的です。
ホタルイカは産地にもよりますが、旬はだいたい3月から4月頃でホタルイカ漁の最盛期でもあり、最も身入りもよく美味しい時期です。 ホタルイカにも乾燥肌対策に役立つビタミンAとビタミンEが豊富に含まれています。他に、ホタルイカならたんぱく質も摂ることができます。 タンパク質は肌の材料となる栄養素で、ビタミンCとともにコラーゲンの材料となります。タンパク質が摂れるホタルイカとビタミンCが摂れる 菜の花を組み合わせればハリのある肌づくりにもよいでしょう。
レシピ名のアーリオはにんにく、オーリオは油を意味するイタリア語です。菜の花とホタルイカをにんにくとオリーブオイルで炒めるだけでおいしいおかずになります。 もちろんパスタを和えてもOKです。春を感じるイタリアンでおいしく美肌作りはいかがでしょう。
材料
(2人分)
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菜の花
:100g
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ホタルイカ(ボイル)
:50g
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にんにく
:1/2片
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鷹の爪
:1本
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オリーブオイル
:大さじ1/2
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塩
:少々
手順1
お湯を沸かして菜の花を30~40秒程茹でて冷水で冷まし、水気を絞って4~5cmに切る。
手順2
にんにくはみじん切りにする。鷹の爪は種を出す。
手順3
フライパンににんにくと鷹の爪、オリーブオイルを入れて火にかける。
手順4
香りがしてきたら菜の花とホタルイカを加えてさっと炒めて、塩で味を調える。
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