押入れは奥行きがあるため、赤ちゃん用品をたっぷりと収納することができます。ただ、本来、押入れは、寝具類を収納するためのものであるため、赤ちゃん用品を収納するためには、ちょっとした工夫が必要になります。
・工夫その1 収納スペースを把握する
押入れは奥行きと高さがありますが、棚板や仕切りがないために、そのままの状態で赤ちゃん用品を収納すると使い勝手がよくありません。そこでアイテムに棚板や仕切りの役割を果たしてもらうようにします。
その前に、収納スペースを把握しておきましょう。通常、押入れには、天袋(最上部分)と、上段と下段があります。さらに上段と下段のそれぞれ奥と手前で収納スペースを区切ることが可能です。
・工夫その2 用途別に収納場所を決める
洋服、下着類、おむつ、タオル、ガーゼ、おもちゃなど、赤ちゃん用品を用途別にグループに分けます。使用頻度の高いグループから順に、出し入れしやすい収納場所を選ぶことがポイントです。ちなみに、上段の手前、下段の手前、上段の奥、下段の奥の順になります。天袋は、最も出し入れしにくい場所なので、普段あまり使わないものの収納に充てます。
ではそれぞれの収納場所ごとに便利なアイテムを見ていきましょう。
・押入れ専用ハンガー
赤ちゃんの洋服をたくさん掛けることができます。押入れのサイズに合わせて高さや幅が調整できる押入れ専用ハンガーが、各メーカーから市販されています。突っ張り棒を使って自分で作ることも可能です。
・整理棚
押入れのサイズに合わせて調整可能な整理棚があると重宝します。例えば、天板の上にベビー布団などの寝具を収納して、その下に引き出しタイプの収納ボックス、あるいはチェストを置けば、そこにタオル類や下着類が収納できます。余ったスペースには、マザーバッグやおむつのストックなどを収納しましょう。
重いものの収納に適しています。出し入れしやすいように、キャスター付きのアイテムがおすすめです。
・押入れ専用チェスト
押入れ下段にぴったり入る押入れ専用チェストが、各メーカーから市販されています。移動しやすいようにキャスター付きのものが多いです。上段に入りきれなかった衣類や下着類の収納に!
・ワイヤーネット
100均のワイヤーネットを組み合わせて棚を作ることも可能です。赤ちゃんの成長に合わせて、いろんなものが収納できます。
・カラーボックス
収納したい赤ちゃん用品のサイズに合わせて、棚板を自由に変えられる点が魅力です。散らかりやすいおもちゃの収納などに重宝します。ケースを組み合わせることで、チェストとしての役割も。押入れ用として、取り外し可能なキャスターがついているワゴン型が市販されています。
いかがでしたか? アイデア次第で、身近なものをアレンジして、押入れ収納アイテムを手作りすることもできます。赤ちゃん用品は、赤ちゃんの成長とともに、どんどん不要な品も増えていきます。成長段階に合わせて、取捨選択することもお忘れなく!
ライター:sion
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