かぎ針編みは初めてという方のために、今回使う「こま編み(細編み)」「増やし目」「減らし目」などの基本テクニックを以下で解説しました。
必要に応じてご覧ください。
輪の作り目よりこま編みを6目編みます。
※各段の編みはじめには「立ち上がりのくさり編み」、
段の終わりには「引き抜き編み」をします。
1段目で作った6目から、各目ごとに「こま編み2目」を編み入れます(増やし目)。
これで、6目から12目に増えます。
2段目で作った12目から、こま編み2目(増やし目・ピンク)・こま編み1目(青)と交互に編んでいきます。
6目増えて、18目になります。
4段目と5段目は、増やし目なしの「こま編み」で編み進めます。
5段目で編んだ18目から、こま編み2目一度(減らし目・紫)・こま編み1目(ピンク)と交互に編んでいきます。
減らし目をすることで、6目減り、12目になります。
綿を詰めます。
キレイな形を出すために、しっかりと詰めるのがポイントです。
6段目で作った12目から、各目ごとに
「こま編み2目1度」で減らし目します。
減らし目をすることで、6目減り、6目になります。
※この段のみ引き抜き編みは行いません。
編み糸を15㎝ほど残して切り、
ループを引っ張り、糸を引き抜きます。
とじ針に糸を1目ずつ通し、残りの編み目をすくって絞り、とじます。
とじたら、糸を編み地の中に通し、はみ出た糸を切ります。
こま編み・増やし目・減らし目だけで
まん丸の編みぐるみのパーツの完成です。
前面に、顔などの装飾を行っていきましょう。
※引き抜き編みをした箇所(白)は、糸が横目に出ているため後面とします。
耳は今回、輪の作り目よりこま編み6目を編んだもの(段終わりの引き抜き編みはしない)を2つ用意しました。
編み目の隙間に糸を通し、きつく結びます。
残りの糸は、本体の中に隠します。
耳が付きました。
100円ショップや手芸店では、ぬいぐるみ用の
目や鼻のパーツがいろいろ売っています。
このようなパーツを使ったり、フェルトを切ったものを貼るなどして、好みで装飾を行ってください。
100円ショップのTシャツヤーン1個で、
このようなクマさんの頭の編みぐるみが1個出来上がりました。
上部にループを付け、キーホルダーにするのも良し!
綿と一緒に鈴を詰め、ガラガラにするのも良し!
また、大きめに編んだまん丸編みぐるみをボディに。
小さく編んだ編みぐるみを手や脚に――など好きに組み合わせ、あなただけのオリジナル編みぐるみを作ってみてください。
***編み図***
1段目:輪の作り目よりこま編み6目を編む
2段目:12目(+6目)
3段目:18目(+6目)
4段目:18目
5段目:18目
6段目:12目(-6目)
7段目: 6目(-6目)
100円ショップの商品『毛糸用リリアン』を使って、編みぐるみを作ることも出来ます。
毛糸のほか、Tシャツヤーンでも編むことが出来ます。
※詳しい編み方は、パッケージの裏に記載されています。
白のTシャツヤーンを材料に、こんな編みぐるみを作ってみました。
9段編み、目のパーツとフェルトの口・手足を付けて仕上げました。
きつく編んだほうがきれいに仕上がります。
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