★本革で格調高く!★スケジュール帳カバー

★本革で格調高く!★スケジュール帳カバー
投稿日: 2017年10月10日 更新日: 2017年10月10日
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ものづくりが大好きなangelwingsです。百均材料雑貨、バッグ作り&リメ...
毎年毎年「出るの早いよね~~」と思うものに、来年度の手帳があります。
私は手帳フリーク(≧▽≦)10月になった途端、どっと発売されるのが楽しみなのですが、最近は、もう9月の頭にはあちこちに並んでますね。
私の好みの手帳は、サイズがA6版・見開きカレンダーなタイプです。
かつては高橋手帳や能率手帳を愛用していたのですが、数年前から百均でも、老舗手帳会社の製品と遜色ない手帳が提供されるようになりました(^^♪
こちらはダイソーの2018年度手帳。ぬぼーーーーーっとした熊さん達がカワ(・∀・)イイ!!です♪
10月開始の手帳ですが、買っちゃいました。12月から使おうっと。
手帳には特製ハンドメイドの本革カバーをかけて使っています。2年前に作ったものですが、年を経て益々いい味わいに(^_-)-☆
作り方をご紹介しましょう。

材料

  • 革(A4サイズ/東急ハンズ) :2枚
  • 麻糸 :適量
  • 菱目打ち、木槌、ゴム版、ネジ捻、目打ち :適宜
  • Gクリヤー :適宜

革はこちらを使います

革はこちらを使います

東急ハンズのハンドメイド素材・皮革売り場に出ているA4版サイズのカットレザーです。
形がキレイに揃っているので、小物作りにピッタリです。
小型バッグを作ろうと思って2枚買ったのですが、手帳カバーに転用しました。
当時の値段で1枚800円(税別)。なかなかお手頃です。
2枚とも使いましたが、A6版より小さなサイズの手帳カバーにして、ペン刺しを付けなければ、1枚で足りるかも。

揃えておくと重宝な道具類

揃えておくと重宝な道具類

①5目菱目打ち‥‥穴の形が菱形になるのでこの名が付いています。長い直線部分に穴開けするのに使います。
②2目菱目打ち‥‥細かい部分や、曲線の部分打ちに使うと便利。
③ゴム板‥‥菱目打ちの台として使います。
④木槌‥‥菱目打ちを革に打ち込むのに使います。
⑤ネジ捻‥‥印付けに使います。
全て東急ハンズで入手できます。レザークラフトの道具はけっこう高額なので初期投資がかかりますが、これだけ揃えておけば長い間使えます。

革を裁ちます

革を裁ちます

下が手帳本体。
上の両脇は見返し、上中央のふたつはペン刺しです。
本体は、手帳より5㍉ほど大き目(縫い代&ゆるみ)に裁ち、見返し2枚は縦:本体と同サイズ・横:巾8㌢に裁ちました。
革への印付けは目打ちを使います。
ペン刺しにはちょっと拘りがありまして、4㌢長さに2枚裁ちました。幅は、刺そうとするペンにぐるっと巻いてみて決めます。
型紙を作ると確実でしょう。
貼ってあるマステは「上」の印です。

ネジ捻で印を付けます

ネジ捻で印を付けます

ここでネジ捻が活躍します。この器具の用途は「同じ幅の印を付ける」ことです。
ネジを開け閉めして適当な巾を割り出し、革に強く押し付けながら滑らせて、印付けします。
見返しの内側向きの辺は縫わないのですが、ネジ捻で印付けだけしておくと、見た目キレイです。

革をセッティング

革をセッティング

本体の裏に見返し、見返しの両脇上下にペン刺しをセットし、端にGクリヤーを薄く塗って接着します。
分厚くなる部分は洗濯バサミで固定すると、きっちりくっつきます。

革に穴を開けます

革に穴を開けます

本体の表から菱目打ちを革に当て、ネジ捻で印付けした部分に、木槌で打ちながら、穴を開けていきます。
変なところに穴が開かないように、菱目打ちは真上から、革に当てるようにしましょう。
画像では浮いていますが、菱目打ちは片手でしっかり押さえてから、槌打ちしてください。

麻糸を選び、縫っていきます

麻糸を選び、縫っていきます

手持ちの麻糸を本体に当てて、出来上がりの感じを見ているところです。
この時は臙脂の麻糸を選び、クウジュ・セリエで縫っていきました。
クウジュ・セリエの縫い方はこちらをご覧くださいね。

★レザークラフトで再生しよう!★革製品のリメイク
★レザークラフトで再生しよう!★革製品のリメイク
2017年6月6日
経年変化で人工皮革の裏地がボロボロになった革製のコインパースです。表革の方はしっかりしているのに、これじゃ残念ですよね。皆さんの手元にもありませんか?こんなの、そして「革製品を直すのは難しい‥‥」と諦めていませんか?専用の道具が必要ですが、レザークラフトのコツを掴めばキレイに再生できますよ(^_-)-☆再生コインパースには、経年変化の影響の少ない布帛の袋布を付けることにしました。
2017年6月6日

縫い上がりました

縫い上がりました

手のひらにすっぽりと納まる、手頃なサイズに出来上がりました( ^ω^ )

手帳カバーを開いたところです

手帳カバーを開いたところです

深緑色の革に、反対色の臙脂の糸がいいコントラストに仕上がっています。
ペン刺しを互い違いに取り付けたのは‥‥

手帳をきっちり閉める為でした

手帳をきっちり閉める為でした

ペンを閂(かんぬき)にして、手帳が不用意に開かないようにする為でした(*‘∀‘)
私の拘りは「ペンは手帳カバーとセット」です(^_-)-☆
閂に拘らないのであれば、ペン刺しは1箇所だけ、そして、ペンセットに拘らないのなら、ペン刺し無しでもいいですね。

コツ・ポイント

革製の手帳ケースは買うととても高価ですが、自分で作ってみるのもオツなものですよ。
革は使えば使うほど深みや味が出ます。長く使える、お気に入りの一品になるでしょう。


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