懐かしいこのパッケージ。
ずっとプリンミックスだと思っていました!
ミクスなんですね~
こちらですね~アルミ色の入れ物に入るサラサラの粉。懐かしい香り。
箱の分量通りに牛乳を注ぎ混ぜるだけで作れるプリン。
冷蔵庫から取り出した牛乳を母は慣れた手つきで計量カップで測り、それを私の手に渡してくれました。
当時4、5歳だった私は『マルクちゃんもする~』て言いながら、そのサラサラの粉を透明のガラスのボールにそーと入れ牛乳も入れて泡だて器で混ぜるのが何だか嬉しくてね^^こぼれないように押さえてくれた母の手から、いつものぬけ漬けの香りがしたのです。
後はグラスに入れるだけ。こぼれないようにするのは、幼稚園前の私には難しく
母に注いでもらいました。
冷蔵庫で冷やし待つ時間が、待ち遠しくて、何度も冷蔵庫を開けては確かめに手で表面を触り
まだ、プリンに変身しないそれを、寂しく眺め、いつのまにか昼寝をしてしまい・・・
目が覚めると、母と作ったその卵プリンが固まっていたのが嬉しくって^^
水で溶いたカラメルを乗せてから、小さなボールに母と変わりばんこに泡立てた生クリームを絞り(今みたいに電動の泡だて器は無かった)手が怠かった^^缶詰のさくらんぼを乗せれば完成。
箱の写真とおんなじだ~♪
あのサラサラの粉と牛乳で何でこんなプルンプルンのプリンになるのか
子供心にとても不思議でした。
スプーンを入れるのは勿体なかったけど、早く食べたいから
そーとそれを入れました。母の目を見ながら、ちょっぴり恥ずかしいような。
上にかけた甘いカラメルが一気に流れ落ち慌ててスプーンですくい
一口でプルンと食べました。
あの箱の中を嗅いだ時と同じ甘いプリンの味がしました。
何だか今から思えばとても簡単なのに、凄い料理を私は母と作れたんだわ。と
帰ってきた父に嬉しそうに話したのを思い出します・・・
今は、食べ物も溢れ日々進化しています。美味しい食べ物も山ほどあります。
だけどあの味は、温かい母と子の思い出を繋ぐ大切な味だったんだと思います。
大人になってもあの時間は、永遠に色あせることなくこの心の中に存在しています。
何だかちょっとセンチになりましたが、今回は、わざとレトロな食器で飾ってみました^^
食器はすべて100均。小物は食玩付きのお菓子のものです^^
いつも頑張るママだって奥様だって、昔は子供だった。大人になると責任ばかりで、ふと親に守られていた無邪気な頃にふと戻りたくなることだってあります。
いいんですよね。そんな日があっても
少し・・・今日はタイムスリップして子供に戻れる時間を感じて頂ければと懐かしのハウス食品のプリンの素を食べました♪
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