妊娠・出産で仕事から離れたけれど、もう一度働きたい。でも、子育てがおろそかになるのは本末転倒、と考えるママは多くいます。また、ブランクを不安に感じたり、特別な資格やスキルがないと仕事に就くのは難しいのでは、と悩んだりすることもあるでしょう。さらに、短時間の勤務では、保育園に入ることができず、預け先を見つけるのが大変、という昨今の事情もあります。でも、子育ての経験を活かせる仕事は、実はたくさんあるのです。何より子育て経験者になったということは、大きなアドバンテージです。また、子育てや家事を効率よく回すことで、タイムマネジメントが身についたはずですし、「もっとこんなサービスがあったらいいのに!」と感じたことは、誰かの役に立つきっかけになることも。まずは、子育て経験はブランクじゃない!と考えることが、復帰の第一歩になるのではないでしょうか。
まず子どもを家で見ながら働けて、手軽に始められるライターの仕事はいかがでしょう?最近ではクラウドソーシングといって、企業がインターネット上で記事を執筆するライターを求人しています。未経験から始める場合は、報酬も低いケースが多いですが、経験を積んで専門の領域を作っていくことで、報酬アップを見込める可能性大です。文章を書くのが苦手という方には商品モニターの仕事もあります。妊娠・出産経験があるからこそ受けられる仕事もありますので、まずは探してみましょう。
次におすすめなのは、子育て経験がそのまま活かせる産褥シッター。昨今、里帰り出産をしないママが増えています。産褥期にオムツ替えや沐浴など赤ちゃんのお世話を手伝ったり、ママの相談に乗る存在が求められたりするようになりました。ですが、現在活動しているシッターの数はまだまだ少なく、需要に届いていません。講習が必要なケースもありますが、産後のママの役に立てる仕事は大いにやりがいがあるといえそうです。他にも、多くの自治体で行っているファミリーサポート事業で援助会員になるという選択肢も。ご近所の利用会員を紹介されることが多いので、移動に時間がかからないことも大きなメリットですし、2時間からなど短時間で働けるのも魅力。我が子と年齢の異なる子どもの面倒を見ることで、育児の参考になったり、懐かしい気持ちを抱きつつ、いいアドバイスができるかもしれません。
ライターの場合は、ファミリーサポートの援助会員に自宅での見守りをお願いするのはいかがでしょうか。何より集中できますし、初めて子どもを預けるという方も安心だと思います。産褥シッターや、ファミリーサポートの援助会員になる場合は、一時保育を利用しましょう。
民間の託児は料金が高いことが多いですが、認可保育園でも空きが出た場合には、一時保育を受け付けるケースがあります。自治体に問い合わせれば紹介してもらえますので、ぜひ活用しましょう。また、最近では専業ママを目的とした、一時預かりを行う施設を持つ自治体が増えています。少しの時間、子どもと離れて仕事をすることは、気分転換になりますし、より子どもを可愛く思える効能もあるということも。出産・育児の経験が求められる仕事はたくさんありますので、自信を持ってトライしてみませんか?
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