赤ちゃんの成長とともにうんちにも次第に変化があります。最初は柔らかく、一日に何度もうんちが出ますが、成長とともにしっかりしてきて、回数も減ってきます。うんちで健康状態がわかったりしますよね。ですから、ウサギのようなコロコロとしたうんちになったり、うんちをするたびに泣き出したり、うんちが出なくなったりするとママとしては不安になります。赤ちゃんのうんちはミルクや離乳食など食べるものと関係が深く、月齢によって便秘などの原因が異なるようです。
このころから腸内環境が整い始め、腸から水分の吸収が高まることでうんちが出にくくなってしまうことがあります。2・3日うんちが出なくても、赤ちゃんが元気であればあまり気にする必要はありません。この時期は赤ちゃんの体に生活リズムが身に付いてくる時期なので、食事や睡眠のリズムを整えて、水分をしっかりあげていれば自然と便のリズムも整って、一般的には便秘も解消されていくようです。
いよいよ離乳食がはじまる時期。これまでミルクや母乳からとっていた水分量が減ることで、便秘になってしまうことがあります。赤ちゃんの消化機能が離乳食に慣れてくるまでは、うんちの間隔や回数が安定しないようです。離乳食をはやく進められそうなら、白湯や麦茶のほかに薄めたフルーツの果汁も便秘解消におすすめ。みかんジュースなどの柑橘類は便を柔らかくする成分を含んでいるといいます。濃縮還元ではなく、酸味の少ない果汁を絞ったものか乳児用のものを選びましょう。
離乳食が進み1日1回から2回、3回と回数が増えてくると、うんちが固くなったり、柔らかくなったなりと、おなかの調子が不安定になることがあります。赤ちゃんが便秘気味かなと思ったら、食物繊維の多いメニューを多く与えてみてはいかがでしょう。はいはいが始まり、赤ちゃんもよく動くようになりますので、
•たくさん動いて汗をかいたら水分補給
•食事や睡眠などの生活リズムを整える
ことにも気をつけましょう。
お腹が張って苦しそうなときは、マッサージなどの方法を試してみましょう。
手のひら全体でやさしくなでるように、ゆっくりと、おへそを中心に「の」の字を描くように時計回りでマッサージをします。次に赤ちゃんのモモとヒザで赤ちゃんのお腹を押すようにマッサージしたり、両足首を優しく持って「右、左、右、左」と両足を交互に動かしたりしましょう。
こうすることで腸を刺激し、便秘解消をうながします。
ベビーオイルやワセリンをたっぷり含ませた綿棒を、肛門に挿れて刺激するのも効果的のようです。
それでも便秘が解消されず、赤ちゃんが不機嫌なようなら様子を見てお医者さんに診てもらいましょう。
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