ヒーリングミュージックって本当に胎教にいいの?

ヒーリングミュージックって本当に胎教にいいの?
投稿日: 2017年5月1日 更新日: 2017年5月1日
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『子育てタウン』は、予防接種や各種補助金など、赤ちゃんの生活に欠か...
赤ちゃんは、妊娠5か月頃から耳が聞こえ始めていて、羊水を通じ体全体で音を聞くことができると言われています。
妊娠中のママは心身ともにストレスがたまりやすいとき。
一般的に、妊娠中のママと赤ちゃんの胎教にいいと聞くヒーリングミュージックは、ママとお腹の赤ちゃんにどのような影響を与えてくれるのでしょうか?

ヒーリングミュージックとは

例えば、映画やドラマを見ているとき、緊張感のある音楽が流れてくるとドキドキしてくるし、悲しい音楽が流れてくれば涙を誘われますよね。このように音楽には感情に何らかの影響を与える作用があると言えますよね。
脳波がアルファ波になっているときが最もリラックスできている状態とされていますが、アルファ波と同じ周波数で編曲されている音楽がヒーリングミュージックです。

周波数と心地よさの関係

私たちの脳派にはベータ波・アルファ波・シータ波・デルタ波の4種類があり、通常、目覚めている状態の脳波はベータ波の状態であることが多いのですが、心身ともにきわめてリラックスした状態になると、脳波はベータ波からアルファ波へと変化していくそうです。ちなみに、アルファ波がでている時は、ストレスをしずめたり、免疫力の向上に効果があるとも言われています。
音楽とアルファ波の関係においては、「アルファ波が出ている音を聞くからリラックスする」のではなく、「リラックスしている状態だからアルファ波が出ている」という方が正しく、必ずしも一般的なヒーリングミュージックだけがアルファ波を導くというわけではなさそうです。

アルファ波が出ている状態を作り出す音楽とは

音楽から十分な癒し効果を得るためには、音楽の選び方や使い方がとても重要になってきます。
ヒーリングミュージックは一般的にBGM的に使う人が多いと思いますが、脳の活性効果をねらうなら適当な音楽を流しっぱなしで聴くより、ある期間集中して聴くこともポイントです。
単純にリラックスしたい場合は、雨や波の音、単調な音楽、ゆったりとした音楽、歌詞の入っていない音楽などがおすすめ。これらは、意識を働かせずに聞くことができるので、リラックスしやすいというメリットがあります。
アルファ波の中でも、「1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ」という一定の周波数や振動をもつ音や音楽は、自然と脳をアルファ波に導く効果があると言われています。
1/fゆらぎとは、次のような自然の音や音楽に含まれています。
◇川のせせらぎや鳥のさえずり、波の音など。
◇自然の音に近い「人の声」。
◇モーツァルトの音楽。

結局はママがリラックスできるのが1番かも

しかしながら、その音楽が好きで、聴いていて心地がよいと感じるのであれば、ヘビーメタルやロック、パンクでも人によってはリラックスでき、アルファ波を出すこともあるようです。
日常生活において陥りやすいストレスや疲労を改善したいのであれば、自分の好きな音楽を聴きましょう。ママが心地よくリラックスできるのであれば、お腹の赤ちゃんもリラックスしていると思いたいですよね。お腹の赤ちゃんのためだからといって、ママに馴染みのないクラシックの楽曲を無理に聴くよりも、普段から自分が心地よいと感じる好きな曲を聴く方がずっと効果的だと言えそうですね。


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