人は水を飲むことで細胞の中にある水が入れ替わり、代謝が上がります。
そして血液がサラサラになることで冷え性が改善されたり体中に栄養や酵素がしっかりと送られるようになります。
他にも便秘や肌荒れの原因となっている体の中に溜まった老廃物が排出されるようになったりと、水を摂取することによって体の調子を整えることができるのです。
つまり水ならばどんなものでもいいというわけではありません。
例えば、自宅の水道水ですと塩素の心配もありますので、ミネラルウォーターで代謝を上げるようにしましょう。
とはいえむやみにガブガブと飲むのはお腹を壊しますのでオススメできません。大切なのは水の種類と飲む分量、そしてタイミングです。
続いて、代謝の改善やダイエットに効果的な水についてお話します。
お尻や太ももなどに不均一かつブロック状に存在する組織をセルライトといいますが、この正体は血行や代謝不良でリンパ腺が詰まり、脂肪細胞の周りにたまった老廃物です。
この老廃物が、新陳代謝を司っている毛細血管やリンパ腺を圧迫してしまい代謝が悪くなるといわれています。
そんなやっかいなセルライトですが、炭酸水で撃退しましょう。
カフェインや人口甘味料を使用していないミネラル豊富な炭酸水は、血中の老廃物を押し流すことができるのです。
同時に、炭酸が含まれていることで満腹感が得られ、ダイエット効果の期待もできます。
ただここで気をつけなくてはいけないのが、炭酸水の温度です。
冷えた炭酸水は食欲を増進させ逆効果という場合もあります。
逆に、常温の炭酸水は胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を鈍らせることで食欲が抑えられ、食べ過ぎを防いでくれるそうです。なるべく炭酸水は常温で摂取しましょう。
最後に、お水はどの量をどのタイミングで飲むのが効果的なのか説明します。
1回に飲む量の目安はおよそ200ml。
タイミングとしては、3度の食事や食間に飲みましょう。
それ以外では大量に汗をかく入浴前後や、睡眠中に汗で失われる水分をあらかじめ補給するための、おやすみ前などがオススメです。
いかがでしたでしょうか?
日本の水はミネラル成分の少ない軟水が主流ですが、中にはミネラル豊富で飲みやすい中硬水、海外に多い硬水などもあります。
自分にあったミネラルウォーターや炭酸水を見つけ、美容やダイエットに役立てていきましょう。
【料理研究家】オガワチエコ
ル・コルドン・ブルー等で料理と製菓を学んだ後、和、伊、エスニック、仏菓子それぞれの専門店で調理技術を習得。著書に『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』(セブン&アイ出版)。道具も、調味料もないカレの家でいかに間単に失敗なく美味しい料理を振舞うかに特化したレシピ本になっている。NO.006
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