ここでは、卵黄油のさまざまな効果・効能についてくわしく解説していきましょう。
【動脈硬化や心臓病などを予防】
悪玉コレステロールや中性脂肪などを減少させ、反対に善玉コレステロールの増加を促進させる効果もあり、動脈硬化や心臓病などの重大な病気を予防するという効能があります。
【血行の改善】
一般的に卵黄油には、人間の体の細胞膜を構成する成分が30%以上含まれているといわれています。とくに「レシチン」とよばれる成分は血液中にあるコレステロールを乳化させる効果があり、血管壁に血液が沈着することを防いでくれます。 また、血の巡りをよくすることで、冷え性や更年期障害、便秘、肩こりを改善します。それとともに、頭皮の血行を促進させることで、育毛にも効果を発揮してくれるそうです。
【老化や心筋組織の活性力アップ】
心筋組織にある酵素を活性化させる効能があることから、脂質代謝を高めて、糖尿病や肥満に対しても高い効果を期待することができるといわれています。 そのほかにも、大量のビタミンEが含まれており、その抗酸化作用で細胞の老化を抑制することも可能です。
このように非常に高い効能をもっている卵黄油ですが、調理法が難しく、毎日の食事に取り入れることが非常に困難だといわれています。そこで、活用したいのがサプリメントです。近年では、卵黄油の効能を閉じ込めた数多くのサプリメントが製造、販売されており、食事の前後に1粒飲むだけで、高い効能を得ることができます。ぜひ、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
【栄養士ライター】スズキ
栄養士養成施設を卒業後、栄養士の資格を取得し食品会社に勤務。食品会社を退職後は、自宅で料理教室を開き栄養学上正しい料理を広めています。現在は料理教室の運営の傍らタウン誌などで記事を執筆するなど、フードライターとして執筆を中心とした活動も行っています。NO.062
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