酸化しやすい春は「緑茶」でリフレッシュ!

酸化しやすい春は「緑茶」でリフレッシュ!
投稿日: 2017年4月6日 更新日: 2017年4月6日
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みなさんは、肌や身体の「酸化」という現象をご存知ですか?
鉄でできたクギがサビてボロボロになったり、リンゴを切って放置すると表面が茶色く変色していたりすることがありますよね。これがいわゆる酸化現象ですが、同じことが肌にも起こってしまうのです。

紫外線やストレスが増加する春は酸化に注意!

肌の酸化の原因となるのは、私たちの体内に発生する「活性酸素」。
活性酸素は、紫外線やストレス、喫煙や飲酒などによって過剰に発生します。本来私たちの身体は活性酸素を除去する抗酸化作用を備えているのですが、加齢等が原因でその力がダウンしてしまうと、肌や身体の酸化が進行してしまいます。肌の酸化が進むと、シミ、そばかす、しわなど、肌の老化を加速させてしまうので要注意。いつまでも美しい肌をキープするには、生活習慣の改善や食生活の見直しによって抗酸化力を強化し、酸化現象をしっかり予防することがマストなのです。

また、特に酸化に気をつけて欲しい季節が「春」です。
春は紫外線量が増加し、生活環境の変化によってストレスがたまりやすい季節でもあるため、より活性酸素が発生しやすくなっています。

酸化をくいとめる「カテキン」がたっぷり

そんな季節には、「緑茶」を摂取することがおすすめ。
緑茶には、抗酸化作用の高い「カテキン」が多く含まれています。カテキンは緑茶の成分の中で最も含有率が高く、全体の10~15%程度を占めるとも言われています。
緑茶に含まれるカテキンにはいくつか種類が存在しますが、中でも「エピガロカテキンガレート」というカテキンには強い抗酸化力があるそうです。

美肌効果だけでなく、ダイエット効果も?

緑茶はかつて薬として重宝されていたほど、健康によい食品です。
緑茶には美肌効果だけでなく、ダイエット効果も期待できると言われています。成分として含まれるカテキンが、肥満のもととなる糖分や脂質の代謝を促すからです。

また、カテキンには二日酔いの原因となる「アセトアルデヒド」という成分を分解する働きもあるので、お酒を飲み過ぎたときにも役立ちます。
ただし、たくさん飲むといいと言っても、冷たい緑茶ばかり飲んでいると身体を冷やしてしまう恐れがあるため、できるだけホットで飲むのがおすすめです。ペットボトルの冷たい緑茶を購入したときには、少し放置しておいて、常温に戻してから飲むとよいでしょう。

一方、乳製品に含まれるたんぱく質と結合すると、カテキンはその効果を減少させてしまうことがあります。緑茶はミルクとミックスしたラテで飲むよりは、そのままストレートで楽しんだ方がよさそうですね。

いつでも手軽に摂取できるのも緑茶の魅力。普段はコーヒー・紅茶派の人も、春は緑茶派になって抗酸化生活を目指してみませんか?


【美容ライター】エンドウ
雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。NO.121 


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