1.7段目を重量ブロック基本タイプを使って積み上げモルタルが固まったらカットするラインを裏表に罫書(けがき)ダイヤモンド刃の付いたグラインダーを使ってカット線を入れていきます。
2.裏まで刃が届かないので裏側も同じようにカットラインで刃を入れます。
3.ブロックの真上(最上段の天端)からグラインダーで細かく刃を入れておきます。
4.最初に入れたアールのカットラインにタガネを当てハンマーで少しづつ叩きます。
※一度で欠かずに少しづつ細かくカットしていくのがポイントです!!
ライン通りカットしたら、綺麗なアールになる様にカットした表面をグラインダーで削り整えます。
基礎から立ち上げた鉄筋が見えますね!
1.カットした最上段のブロックの上をV字の溝に削ります。
2.基礎から立ち上げてきた鉄筋を内側に曲げて削った溝に入るようにします。
反対側も同じようにします。
3.新たに鉄筋を横筋として立ち上げてきた鉄筋と結束線を使って止めていきます。
※横筋の両端は下側に曲げブロックの縦の穴に入れるようにしておきます。
横筋が入ったら天端が平らになる様に全ての穴や溝にモルタルを充填してコテで平らに均します。
1.ブロックン天端面にモルタルを二の字に盛り、最初に下側になる瓦を載せます。
2.左右と傾斜のバランスを見ながらゴムハンマーで瓦をそっと叩きながらモルタルが瓦の端から出てくる位にして定着させます。
3.次に上に重なる瓦の重なる縁から3~5cm位の所の下の瓦に厚さ3cm位に漆喰を棒上にのせます。
4.上に重なる瓦を載せ(2.)と同じようにして定着させます。
5.はみ出したモルタルと漆喰を水で湿らせた刷毛やスポンジ等で拭き取り、瓦の下側とブロックの境目に漆喰を一周塗ります。
※瓦の中は空洞にしてモルタルや漆喰の収縮による瓦の割れを防ぎます。
1番目の塀と同じ手順で進めカットした天端の様子です。
こちらも1番目の塀と同じようにV字溝を入れて横筋で繋いであります。
この溝とブロックの穴全てにモルタルを充填し平らに均しておきました。
ブロック塀の天端面にモルタルを二の字に盛り、瓦を載せ左右前後、片吹のバランスを見ながら定着させます。
次の瓦の重なり部分に漆喰を盛り2枚目を載せ、同じことを繰り返して全て瓦を載せていきました。
2番目の塀にも全て瓦を載せ終えました。
※瓦を載せる毎に全体のバランスを見てその都度修正していく事がポイントです。
1番目の塀の瓦が完成しました。
イメージ図通りに出来ると嬉しいですね~♪
こちらの塀もフランス瓦が載せ終わりました。
この瓦は実際にプロヴァンス地方で長年使われていた瓦で、購入時には煤(すす)や苔、漆喰、等が付いていてプロヴァンスの”時”が感じられます。
アンティーク感がありとても良い雰囲気を味わえます。
今後更に経年変化していく様も楽しみの一つですね♪
手造りのフランス瓦なので色味、形状がぴったり合っている物は無いので、仮載せをしてバランスを見て本番にいく様にするのがポイントです。
一度くっつけてしまうと外すのは容易ではありませんからね。
機会がありましたら是非チャレンジしてみて下さいね~!!!
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