黒にんにくは、醗酵・熟成前の白いにんにくと比べると、健康成分である「ポリフェノール」や「S-アリルシステイン」が増します。 S-アリルシステインは、にんにくにだけ含まれている成分で、抗酸化作力があるアミノ酸の一種。 機能性表示食品素材としても注目されています。
白いにんにくを食べるとき、「特有の臭いが気になって、気軽に食べられない……」という人も多いと思いますが、 発酵した黒にんにくは臭いもほとんど気にならず、発酵段階で糖度が増し、おやつ感覚で気軽に食べることができますよ。
抗酸化作用は体にとってどのような効果があるのでしょうか。
人は酸素を取り入れると栄養素と結びつき、エネルギーを作り出しますが、エネルギーを作る際に活性酸素を排出します。 他にも紫外線やストレス、喫煙、飲酒などが原因となって、活性酸素は発生します。 この活性酸素は細菌やウィルスを分解し、 血液の循環をサポートするなどの働きがあるのですが、余分な活性酸素は体を酸化させ、血液、血管をはじめ、肌のハリの低下やシワの増加などの老化現象をもたらしてしまいます。
抗酸化作用のある栄養素を摂取してみてはいかがでしょうか。
S-アリルシステインとポリフェノールの他にも、黒にんにくにはタンパク質やビタミン、 ミネラルなど、健康と美肌に欠かせない成分が含まれています。 普段の食事の中で不足しがちなビタミンやミネラルを、 黒にんにくで手軽に補うことができるのはうれしいですね。
S-アリルシステインはぜひ取り入れてほしい栄養素ですね!
【美容ライター】エンドウ
雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。NO.158
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