1枚持っていると便利なレインコート。お子さんの通園・通学など、雨でも出かけなくてはならないときに大活躍ですよね。でも、お手入れを怠って、雨に濡れたまま乾燥させると臭いが気になったり、撥水効果が落ちてくることも。
急な雨にレインコートが使えない!そんなことの無いように、レインコートの洗濯方法と、撥水効果をよみがえらせるスプレーの仕方をご紹介します。
・洗濯機マークや手洗いマークの場合は家庭で洗濯可能。
・水洗い不可やドライマークの場合は、クリーニング店にお任せしましょう。自宅で洗濯できるかわからない場合は、メーカーに問い合わせましょう。
洗濯表示のタグの裏側に書いてある注意事項もしっかり読んでおきましょう。
おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使用するのがおすすめです。アウトドアメーカーのレインコートの場合、製品専用の洗剤やクリーナーなどが販売されている場合もあります。専用の洗剤なら安心ですね。
汚れが酷いところは、あらかじめ部分洗いしておきましょう。襟の部分には襟用部分洗剤、シミなどは液体酸素系漂白剤などを直接つけます。
ジッパーやファスナー、ボタン類はすべて閉じ、ひもがついている場合は緩めておきます。大きめの洗濯ネットに2度か3度畳んで入れます。あまり小さく畳んでしまうとシワの原因になるので注意しましょう。
洗濯表示を参照に「優しく」洗います。
レインコートを脱水にかけることは推奨されていません※。「洗い」と「すすぎ」までを洗濯機で行いましょう。
また、通水性のない素材は、すすぎで洗剤が落ちにくいのも特徴。洗濯洗剤の成分がレインコートの生地に残ると、撥水・防水の機能を低下させる原因になってしまうそう。すすぎは念入りに行い、しっかりとすすぎができているか確認しましょう。
※レインコートは通水性のない素材でできているため、脱水にかけてしまうと、脱水時の水抜けが悪く、洗濯機が大きく揺れて転倒や故障につながる恐れがあります。脱水は不要で、タオルドライで十分だそうです。
洗剤を水またはぬるま湯に溶かし、レインコートを浸します。前後左右に振って振り洗いしたり、衣類を泳がせるように縮めたり広げたりを繰り返す「アコーディオン洗い」をするのが良いそうです。
手洗い時も洗濯機同様、すすぎはしっかり行い、タオルドライで水気を軽く拭き取りましょう。
ナイロンやポリウレタン素材は、紫外線に弱く傷みやすいので、直射日光の当たらない場所で吊るし干ししましょう。
乾燥機の使用が可能な素材なら、乾燥機の使用もOKです。アウトドア仕様のレインコートの中には、乾燥機で熱を加えることで撥水性が復活する素材もあるようです。乾燥機がない場合は、あて布をして低温のアイロンをかける、ドライヤーで熱風を当てるなどの方法もよいそうです。
折り目がつくと、そこから傷んでしまう可能性があるので、なるべくハンガーにかけてゆったりと保管しておくのが良いそうです。
レインコートがしっかり乾いたら、撥水スプレーをかけてメンテナンスしましょう。
撥水スプレーを使用する時は、スプレーの表示を確認し、あらかじめ目立たないところに試して、シミや変色がないか確認してから使用しましょう。
1. 対処物から20cmほど離して、しっとりとぬれる程度にまんべんなくスプレーします。
2. スプレーを吸い込むと危険ですので、必ず屋外で使用し、周囲や風向きに注意してください。
3. スプレーした後は風通しの良い屋外で乾燥させましょう。
いかがでしたか?レインコートの洗濯は、手順を知れば手軽にできそうですね。
こまめに洗濯するのが一番ですが、毎回は洗濯できない、という方も多いのでは?そんな時は、使用後にタオルで拭いて干し、目立った汚れは拭き取っておくと良いそう。それだけでも臭いやカビ防止になるそうですよ。
レインコートの洗濯やお手入れをしっかりしておけば、雨の日も安心ですね。
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出典元:東京ガス「ウチコト」
http://tg-uchi.jp/topics/3503
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