ダイソーのクロッキーブックを10枚ほど、縦半分に切って揃えます。
見返し用にセリアのラッピングペーパーを縦半分に切り、いちばん外側に模様を中にして揃えます。
クロッキーブックもラッピングペーパーも真ん中から折ってセンターを揃え、錐で等間隔に穴を開けます。ズレないようにターンクリップで押さえるといいでしょう。
太めの糸でセンターの穴を開けた部分を縫い止めます。
縫い始めと縫い終わりは背面できっちり結んでおきましょう。
厚紙を切って、表紙・裏表紙・背表紙を作ります。好き好きですが、使う厚紙は薄手よりも厚手の方が、ハードカバーの本らしくなって仕上がりがきれいです。
表紙の方にセリアのインテリア商品のウレタン製モビールを、切って貼り付けました。更に表紙・背表紙・裏表紙に「貼れる布」をぴったりと貼り付けます。背表紙の左右は少し開けておきます。
セリアのモビールを貼った「貼れる布」の上から、竹割り箸など丸みのある棒の先でこすり、模様を浮き立たせます。表紙にエンボス的な効果を出したいな‥‥と思ってやってみたのですが、「貼れる布」には思ったほど伸縮性がなく、仕上がりはこんな感じ。このプロセスはなくても構いません。
「貼れる布」の折り代を、きっちりと内側へ折り込みます。角の部分は三角に切り落としておくと重なり部分が分厚くなりません。冊子の見返し(セリアのラッピングペーパーです)にボンドを伸ばして表紙と裏表紙に貼り合わせます。
開閉する部分には力がかかります。破れないように補強布を貼るといいでしょう。
表紙を貼り合わせたら、☆の部分をへらなどで押して筋を付けると本らしくなります。
形を整えてから上下を重いモノで挟んで、一昼夜ボンドを乾かしたら出来上がりです。私は雑誌を重ねた間に挟んでいます。クランプで挟んでもいいですよ。
10枚のクロッキーブックをまず半分に切って20枚にし、それをまた半分に折っているので、トータル40枚・両面で80ページの本になります。
コレクションブックを開くとパッと目に入る部分なので、素敵に演出したいですね。セリアの、クラシックなイメージのラッピングペーパーを使いました。
物語本や絵本を作ろうと思うとページ組みが難しいですが、サイン帳のようなホワイトブックでしたら、比較的簡単に製本することが出来ます。
冊子に使ったダイソーのクロッキーブックはベージュがかった色味で、ニュアンスのある仕上がりになってくれました。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます