小麦粉は湿気が苦手です。シンクの下や床下など湿気のこもりやす場所での保存はおすすめできません。
保存期間の目安は、未開封の状態で薄力粉、中力粉は約1年間。強力粉の場合は約6ヶ月です。
開封したものは1〜2ヶ月を目安に使いきりましょう。
「この小麦粉、いつ開封したっけ?」となることも多いので開封したら袋に開封日を記入しておくとわかりやすいですね。
小麦粉の使用頻度が高く比較的早めに使いきれるようであれば常温保存も可能です。開封した小麦粉は湿気防止の為に密閉できるタッパーなどに袋のまま入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で保存しましょう。
小麦粉にはダニがつきやすいと言われていますがタッパーなどに入れておけば問題はなさそうです。もし更にしっかり対策をするのであれば、タッパーの中に乾燥剤を入れて、その中に少し小さめのタッパーを入れます。そこに袋ごと小麦粉を入れてしっかりフタをすると良いでしょう。
小さめのタッパーがなければジップ付き密閉袋に小麦粉を入れて空気をぬき、乾燥剤の入ったタッパーに入れましょう。
冷蔵保存は夏の暑い時期や湿気の多い時期に向いています。低温だと、ダニの侵入、繁殖のリスクを減らせます。
冷蔵庫での保存で注意すべき点は、小麦粉が匂いを吸着しやすい点です。タッパーに入れたり密閉袋に入れるなどして匂い移りを防ぎましょう。
また冷蔵庫で保存する場合、使用の際に小麦粉を取り出した際に、常温の部屋に長く置いておくと温度差で結露が発生する場合もあります。結露をそのままにして再び冷蔵保存をするとカビが発生することも。使用後はすみやかに冷蔵庫に戻しましょう。
冷凍保存の魅力はなんといっても保存期間を伸ばせることですね。常温では1〜2ヶ月以内に使いきらなければならないところ、約6ヶ月まで保存期間が伸ばせるそうです。使う時もサラサラとした状態ですので不便ではありません。
ただし、冷凍で保存した場合、取り出して常温で放置するとやはり結露が発生し湿気ってしまいます。結露のリスクは冷蔵庫よりも高いので使うときは、冷凍庫からすばやく取り出し、すばやくしまいましょう。
50グラム、100グラム単位などで小分けにして冷凍しておくのもすばやく使うコツですね。その都度、量る手間も省けて一石二鳥ですね。
いかがでしたか?小麦粉は常温、冷蔵、冷凍、いずれの方法でも保存ができそうですね。それぞれの保存法のメリット・デメリットをしっかり理解し、各ご家庭の小麦粉の使用頻度に合わせて保存しましょう。
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