浴室乾燥機で乾燥させた洗濯物が臭かったり、少し変なにおいがする時の原因は、浴室内のカビかもしれません。
カビが飛ばした胞子が浴室乾燥機の風によって、洗濯物に飛ばされて付着している可能性があります。
浴室内にカビが見あたらないのに洗濯物が臭い時は、浴室乾燥機のフィルターが目詰まりしている可能性があります。
目詰まりしたホコリに臭いがついてしまい、それがにおいの原因になっているというケースも。
臭いの元になるだけでなく、浴室乾燥機のフィルターにゴミや埃(ほこり)がたまると、風量が落ち、暖房や乾燥効果は低下してしまいます。1ヵ月~1ヵ月半に1回程度など、定期的にお掃除をしましょう。
1. グリル内に収納されているフィルターを取り出します
(取り出し方は機種によって異なります)
2. 掃除機などを使ってフィルターについているほこりを落とします。
3. 汚れがひどい時は、ぬるま湯か石けん水に浸して軽く洗い、よく乾かしてください。
4. 掃除が終わりましたら、フィルターを元通りに取り付けてください。
浴室のカビの栄養源は、体を洗ったときに出る人の垢や石けんカスなどです。この栄養源を絶ち、すぐに温度を下げて乾燥させるとカビが生えにくくなります。 入浴後、まずはお湯のシャワーの流量を最大にして、壁や床、壁の低い位置や乾きにくい場所へ念入りにかけます。その後、冷水のシャワーをかけます。タオルで水滴を拭き取るとより効果的です。
また、最低でも2時間、できれば一晩中換気をしましょう。浴室暖房乾燥機をお持ちの方は、入浴後に「浴室乾燥」運転をするとさらに効果的です。
「換気」は空気を入れ替えるだけですが、「乾燥」運転は換気をしつつ温風によって水分を払うので、浴室全体をより確実に、より早く乾燥させることができるのでオススメです。カビやぬめりの発生を抑えることができるので、お風呂掃除の手間をグーンと軽減します。
上の図は浴室のカビの生え方を比較実験したものです。「何もしない」浴室にカビが生えるのは当然の事ですが、「換気だけ」していてもカビは生えてきます。それに比べて「浴室乾燥」をすると、すばやく湿気が取り除かれ、カビが生えにくくなることが分かります。
浴室乾燥機で乾燥させた洗濯物が臭い時は、浴室のカビや浴室乾燥機のフィルターのホコリが原因のことが多いです。
浴室にカビを発生させない工夫をしたり、フィルターを月に1度は掃除するなど、こまめに手入れをしましょう。
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http://tg-uchi.jp/topics/894
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