写真は上(去年の10月)と下(今年5月)の写真です。模様替えをしたくなると家具も新調したくなるんですが、そんなことをしていたら、お金がいくらあっても足りない。そんな時に便利なのが、ペイント術!だいたいの物はこれで随分イメージを変えることができます。部屋の色を変えたら家具の色を変えたい!そんな時捨てずに今の家具や雑貨を使ってガラリと雰囲気を変えてみられてはいかがでしょうか?
今日はそんな私の施したペイントで変わった例や、お勧めの塗料などもご紹介させて頂きたいと思います。
同じものでも全く別の顔を見せてくれるそんなペイント例を良かったら最後までお付き合い下さい。
100均塗料も今は充実しているので、買いかえると何万もかかる所1000円ちょっとでリビングのあちこちやキッチンまで塗り替える事が出来ました。
捨てるにもお金がかかる時代だからこそ、ある物をうまくリメイク・再利用していきたいですね。
※引越前のリビングになります
時計のペイントBefore→After
以前気に入って使い続けた真っ白の時計!
文字盤が見えにくいことが悩みでしたが、それなりに気に入って使ってきたんですが、さすがに10年近くもなると少し飽きてきて、雑貨店に行く度に時計を買い替えたいという衝動がありましたが、欲しいグレーの時計は意外となくて・・・
そこで自分で作った色をつかって色を塗り替えることにしました
元の時計
真っ白に茶色の針がついていて、デコボコした感じになっています。
だいたい時計は分解出来ると思います
時計は修理をしたりする関連性か、ネジでロックされているだけの場合が多く、裏を見たらだいたい開ける事ができますので、良かったら確認してみて下さい。
今回の時計は凸凹なので塗り易かったです
今回は数字の部分が凸になっているのでそのまま塗りました。普通の文字盤の場合はマスキングテープなどでカバーしながら塗って頂いた方がいいかと思います。
色は100均塗料で大量生産
毎度お馴染のやり方なのですが、私はセリアの水性塗料を基本的に使用する事が多く、今回も水性塗料のブラック+スモーキーグリーン+ナチュラルベージュ+スモーキーブルーなどを混ぜて自分の欲しい色を作りました。塗る大きさによって、ペットボトルをカットして塗料入れにしておけば簡単に捨てられるのでお勧めです。
ハギレをつけて更にイメージチェンジ
時計の文字盤の下の部分にハギレにスタンプを押した物を貼り付けて、枠をはめ込んで完成しました。
元々デザインは気に入って購入したものだし、色は自分で作ったので、お気に入りが出来ました。
電気のカサもペイントチェンジ
電気もアイボリーで長年愛用していた物をペイントしました。
こちらは元々は艶のある琺瑯な感じだったのですが、少しマットな質感の物が欲しかったのでミルクペイント(ターナー色彩株式会社)の混ぜると漆喰風に仕上がる「プラスターメディウム(漆喰風)」という塗料を使用しました。これ、本当に混ぜるだけで、コンクリートの様な、濃度によって漆喰の風合いにもなる優れ物です。商品の詳細はここからもご覧頂けます↓
http://turner.co.jp/paint/milkpaint/
色を変えたら、気分も変わって新しい照明を買いたいって気持もなくなりました。
私のDIYコーナーもペイントチェンジ
この木箱の引き出しのチェスト。色んな方が使われていると思います。私も工具や筆類、塗料などどんどん増えるので収納スペースを作る事にして購入しました。
でもなんとなく家のイメージに合わない様な気がして過ごしていました。
こちらも照明に塗った混ぜたマットの質感の塗料で塗りました。漆喰風になるプラスターメディウムを混ぜる事によって、色の定着もよくてとても使い易かったです。
ニトリのゴミ箱もペイント
ニトリで十数年前に購入した真っ白のゴミ箱もいつしか汚れが目立っていたので、こちらもペイント!ハギレに手描きで文字を書いたものを貼り付けるだけ!手作り感いっぱいだけど、雰囲気が変わりました。
インテリアとも馴染むイメージに
塗ったゴミ箱とチェストで統一感が出て、家も明るくなりました。手前だけを塗っただけなので、時間もお値段もかからずでお勧めです。
ペイント前
こちらはアイボリー・茶色・白を基調にしていた頃の写真。アイボリーの照明と白の時計も馴染んでいました。
アイボリーだった照明と白の時計。
ペイント後は優しいグレーに!
色を合わせたくて、ミラーにも屋根を付けました。
屋根の作り方はこちらから↓
工具不要!不器用さん必見!賃貸に発泡スチロールで屋根作り☆
2015年11月12日
10年経った賃貸マンション。ずっとカウンターキッチンの屋根に憧れていたけど、DIYとは縁遠い不器用な生活を送ってきた私・・・。諦めていたんですが、今回部屋の模様替えをきっかけに何か軽くて工具を使わなくても出来る屋根ってないかと、試行錯誤!諦めかけたその時に目に入ったのが発泡スチロールでした。私が今回使用したのは、板になったタイプで通常の発泡スチロールの様に凸凹表面はしていないタイプの肌色タイプの板でした。(手順1.の写真でイメージご確認下さい。)不器用でも出来る!女性一人でも出来る!現状回復出来る!そんな屋根をつけてみませんか?
※2016年1月29日発売の「Seriaだから出来る!大人可愛い部屋作り」に掲載されたインテリアです。
お値段も安く、1枚298円の発泡スチロールの板を1枚半使用しました。ちょっとした工夫で、近づいても、まるで木!!の風合いを感じさせてくれますが、とっても軽いので、何かの理由で落ちてきても怪我をしない。そんなに軽いという事は逆に滅多な事で落ちることもありません。
カッターやハサミで簡単にカット出来て、キリで傷を付ける。私のずぼらテクニック満載です。
この発泡スチロールにはまって、色んな所に木の代わりとして利用しています。是非アレンジしてお好きな場所に使って頂けたらと思います。
工程毎に写真で細かく説明しています。私みたいに、「賃貸だから・・・」っと諦めていた方!不器用だから出来ない!っと諦めていた方にこそ是非ご覧頂きたいです。(私は未だに、電機工具も何も持っていない超初心者だから)
色はお好きな色に塗って頂けます。今回は部屋をグレーインテリアにしている真っ最中の我が家なので、色は100均塗料とアクリル絵の具で作って塗りました。
この方法なら、塗り替えも簡単なので、イメージを変えたくなったらすぐにペイントし直せます。近づいても気づかれない木の質感!簡単!お安くできるセルフリノベーションの一つに加えて頂ければ嬉しいです。
追記:屋根がつき、1ヵ月程経過しました。一度も落ちて来たりぐらぐらすることもありません。部屋のワンポイントになり、屋根を前々からつけたかった私には眺めるのが楽しくなる程、お気に入りです。飽き性な性格なので、きっとこの先インテリアの色合いを変えることもあると思いますが、この方法なら、色を変えるのも簡単!愛着を持ってこれから先も色を塗り替えたりしながら大切にしていきたいと思います。また、この記事を見てくれた友人がこの屋根を作りたいっと!!こうやって夢を現実にしていくことが出来て、同じ事で悩んでいらした方の少しでもお役に立てたら幸せです。
2015年11月12日
キッチンのラックもペイントで変化を!
ちょっと撮る角度は違うのですが、同じ場所の写真です。以前は茶系の引き出しをそのまま使用していました。上は大昔に手作り市で買ったもの。下はIKEAで購入したものです。ちょっとしたペイントだけで、統一感がアップしました。
長年使ったワゴンもペイントとちょい足しで
以前にご紹介させて頂いた長年使ったワゴンのリメイクも良かったらご参考になさって下さい
10年以上前に譲り受けたワゴンを300円リメイク。ナチュラルなワゴンに大変身!!
2015年11月20日
ずっと昔、10年以上まえに大好きなお友達から譲り受けたワゴン。既に彼女の家で使われて数年。細くて隙間に使えるので、ずっと洗面所の隙間に入っていて、それはそれで便利だったのですが、今回はキッチンのワゴンが壊れたのを期に、リメイクして、キッチンの方に移動させる事にしました。
塗装には100均塗料を混ぜてアイボリー&グレージュな色合いで作りました。工具は一切使わず、またまた前回ご紹介した、カウンターキッチンの屋根と同じ発泡スチロールを利用しました。
発泡スチロールの屋根の作り方は↓
100均かごの持ち手をはずせば、ワゴンにピッタリサイズ。片付け下手な私らしく、生地をかぶせる見せながら隠す収納に!!
もう、10年間の愛着に手を加えた愛着がプラスされて、古いものに息吹をかけると幾らでも新しい物に生まれ変わる素晴らしさを再認識させて貰った私の工具を使わないDIY。不器用だから、初心者だから伝えられる作り方を写真付きでしっかりご説明いたします。
ご不要の家具。捨てる前にもう一度見直して見られませんか?
今回は殆ど家にある物を使用したので、100均で手に入る塗料と、発泡スチロールしか新しく購入せず、ワゴンは作ったのでリメイク総額300円でした。ワゴンの中もかごは以前から使っていた100均のもの。カバーにした布地は布地の卸問屋で手に入れた物を使用しました。
2015年11月20日
コツ・ポイント
色は水性塗料がお勧めです。水性と言っても、乾くと耐水性に変わるので油性と代わりがありません。
同じミルクペイントの商品で「マルチプライマー」という塗料がありまして、ツルツルした素材の場合一度下地にその塗料を塗るとマットな膜が張って色が定着しやすくなるので、そちらの塗料もお勧めです。
他にもくすんだ色にしたりひび割れを作る事ができたり、塗料の使い方一つで雰囲気をガラリと変える事が出来るので、是非色々お試し下さい
(塗料の性質を知る為に少量ずつのお試しセットみたいなものもあるのでご参考に!)
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