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夏バテとミネラルの関係って?

夏バテとミネラルの関係って?
投稿日: 2016年8月26日 更新日: 2017年3月6日
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長寿の里の公式アカウントです。美容と健康に必要な成分や、お水、野菜...
夏バテになってしまう原因の一つに、大量に汗をかくことで汗と一緒にミネラルが体外に出てしまうことが考えられます。
今回は、なぜミネラルが不足すると夏バテになりやすいのかを説明します。

そもそもミネラルとはどんな成分?

ミネラルは「無機質」とも呼ばれる栄養素で、カルシウム、鉄、ナトリウム、亜鉛、リン、マグネシウムなどもミネラルの一種です。ミネラルは骨をはじめとした体の組織を構成し、体のコンディションを調整してくれるという大切な役割を担っている、栄養素として欠かせない存在です。
私たちの体に必要なミネラルの量は決して多くはありませんが、体内で生成することができないので、不足分は食べ物や飲み物から上手に摂取する必要があります。
ミネラルの種類によっては、吸収されにくいものや、他の成分と一緒に摂取することでより効率よく吸収できるものもあります。

ミネラルが不足するとなぜ夏バテになる?

ミネラルは体のコンディションを整える役割を担っているので、ミネラルが不足するとさまざまな不調が体に現れます。
例えばカルシウムが不足すると、骨が弱くなって骨粗しょう症の発症率が高くなることはご存じの方も多いと思いますが、他にも筋肉痛や不眠症などを引き起こすことがあります。
「カリウム」不足は精神不安や食欲不振、「リン」不足は体重減少、「鉄」不足は貧血、食欲不振、疲労感などの原因になります。
体から放出される汗にはミネラルが含まれていますので、汗をたくさんかく夏は特に注意が必要です。さらに、暑さで食欲がなくなり栄養をきちんと摂取できなくなると、ますます体内のミネラルが不足してしまいます。

ミネラルを上手に補給する方法は?

上記にもありますが、ミネラルは体内で生成することができないので、食べ物や飲み物から上手に摂取しなければいけません。ナトリウムは食塩やしょうゆ、マグネシウムは豆類や海藻類に豊富に含まれています。リンは魚介類から、カリウムは果物や野菜、カルシウムは牛乳をはじめとした乳製品や小魚にたくさん含まれています。鉄はレバーや海藻類、緑黄色野菜から摂取しましょう。

特に高齢の方は、夏は積極的にミネラルを摂取するようにしましょう。高齢者は夜間にトイレに行く回数を減らしたいなどの理由で、睡眠前に水分をとらないという人もいるようです。しかし夏の夜間は汗をかく量が多いため、寝ている間に脱水症状になってしまう危険性があります。夜間の脱水症状を予防するには、水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどのミネラルを補給することも大切です。食事の内容に気を遣うのはもちろんですが、ナトリウムやカリウムが含まれた経口補水液を利用してもよいでしょう。



【美容ライター】エンドウ
雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。NO.141


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